我が家の庭にて

今、我が家の庭に大輪の美女が咲き誇っています
朱色の大輪の薔薇・・・綺麗ねぇ～・・・



この薔薇は、うちの母親が適当に苗から植えたものです。
母は超が付くほどの適当で大らかな人なので、品種名は解り
ません(笑)
カメロットとか王朝に似てますが、ちょっと違うかな？

私の母は多趣味な人で、その中の一つが園芸だったりするの
ですが、なんか凄いのです。
何が凄いって、スーパーで買ってきた巨峰を美味しく食べた後、
その種を適当に庭に蒔きます。
数か月後には美味しい葡萄が収穫できるんです！
勿論、スーパーで手に入れた時のような大粒で形の良い巨峰
ではなく、なんか山ぶどうというか、野生のブドウっぽい出来
なのですが味は普通に糖度が高くて美味しいブドウ
なんです
他にもスイカとか、イチジク、枇杷。
大して手入れしていないのに、なんでここまで見事に種から樹が
成長し、美味しい実がなるのか・・・。
私には無い才能なので正直、凄いと思います

我が家の裏庭に植えてあるイチジクと、母の面白いエピソードが
有るので紹介しましょう
母は毎年、裏庭に植えたイチジクが実を付ける頃を、凄く楽しみに
しています。イチジクの実が大好きなんです
で、我が家の和室の窓を開けるとイチジクの樹が目の前に有って、
そこから手を伸ばせば実を収穫できるんですね。
母は大収穫祭を開催すべく収穫用のザルを手に、鼻歌交じりで
窓を勢いよく開けたそうです。
・・・すると・・・なんかイチジクの樹の枝に動物が居る！猫？
いや、違う！それはこの動物だ！↓



そう、ハクビシンです
母とハクビシンの距離は約、数十センチ。お互いにフリーズ状態。
数秒間、見つめあった後、ハクビシンがササーッと逃げて行った
そうです。
メンチきり勝負は母の勝利でしたが(ヤンキーか)、一番大きくて
美味しそうなイチジクの実に、ハクビシンがカプっと噛り付いた
歯形がついていて、実の一部が欠けていたんですって。
・・・母が、それはそれは悔しがっていました(笑)
「よりにもよって、一番良い実を狙って！なんてヤツ！！」と。
・・・ハクビシンと母のガチンコ勝負は、痛み分けですね

この話を聞いて家族は「ハクビシン？逃げ出したペットのフェレット
とかじゃないの？」とか「いやいや、タヌキでしょう？」とか、主に
感心事はそっちの方でした。母が一番大きな実を食べ損ねた
部分はスルー（笑）
それどころか、いっぱい有るんだから、一つくらい良いじゃん！
みたいな

我が家は普通の住宅街に在るので、ハクビシンって、こんな所に
出没するのか・・・と不思議でしたが、調べたらハクビシンって、
都市部にも出没するんだそうですね。
ミカンやカキのような果実も食べるのだとか。
私もハクビシンと遭遇したい！！と常々思っているのですが、念願
叶わずです

母とハクビシンの仁義なき戦いのあと、母のイチジクは毎年無事
です。母が独り占め。
あれ以来ハクビシンは我が家には訪れてはくれないようです・・・
ちょっと寂しいけど、母は大満足(笑)

タグ：朱色の美女 薔薇 イチジク 母とハクビシンの仁義なき闘い 母圧勝するも、結果痛み分け♪