映画『シュガーラッシュ』を観ました \(*≧∀≦*)/☆ [映画]
この作品は、劇場に観に行くつもりがナカナカ行けなくて、見逃し
てしまった作品です。
私の大好きなマンガ『進撃の巨人』の作者、諫山創さんが、今年
観た映画の中で一番面白かったと評価していらっしゃったので、
それは観なくっちゃ!と、レンタルして観てみることにしました
『シュガーラッシュ』
2012年 アメリカ制作 101分 監督:リッチ・ムーア
出演: ジョン・C・ライリー、サラ・シルヴァーマン、
ジャック・マクブレイヤー 他
はい、さくっとあらすじ
アクション・ゲームの悪役キャラクターのラルフは、ゲームの
世界の掟に反して、みんなに愛されるヒーロー・キャラになり
たいと願っていた。
ついに我慢が限界に達したラルフは、自分のゲームを飛び
出してしまう。
ラルフはお菓子の国のレース・ゲーム“シュガー・ラッシュ”に
迷い込み、不良プログラムであるためレースに出場できない
少女ヴァネロペと出会う。
嫌われ者のラルフと仲間はずれのヴァネロペは、次第に友情
を育んでいく。
しかし、ゲーム界の掟を犯すラルフの脱走は、ゲームの世界
全体に災いをもたらすことになる。
ゲームのキャラクターたちがパニックに陥っているなか、
“シュガー・ラッシュ”とヴァネロペに隠された恐るべき秘密を
知ったラルフは、ヴァネロペを救い、ゲーム界の運命を変える
ために立ち上がる……。
予告編もどうぞ
では私の感想です。
多少のネタバレ有りなので、ご注意下さいね
この作品は子供から大人まで、勿論性別も問わずに楽める作品
です!・・・・やはりディズニーのアニメは良質
笑い有り涙有り、感動必至のエンターテイメント!
これは文句なしでしょう。とても面白かったです
設定からして面白いですね。アーケードゲームのキャラクターたち
が、ゲームセンターの営業時間が終わった後に、自由に喋って
動き回るという
『トイ・ストーリー』の発想を活かしていますが、全然二番煎じな
感じはしませんよ。
特にアーケードゲームが好きな人には堪らなく、胸躍る設定なの
ではないでしょうか
また制作者の、ゲームキャラに対しての愛が、溢れんばかり
クッパとザンギエフですよ!良いな~・・・このシーン
アーケードゲームの悪役たちの集会が微笑ましいと言うか、いじ
らしいというか
私はアーケードゲームは殆どやらないので、あまり詳しくはない
ですが、『ストリートファイター』のザンギエフは有名なので、存在
は勿論知っています。
ゲームでは皆、存分に悪役、憎まれ役を『演じている』彼等ですが、
この集会を見ていると・・・憎めないわ~・・・
ディズニー映画の良い所って、やはりアメリカ製の映画にしては
内面描写がしっかりしてたり、こういう憎まれ役、はみ出し者にも
ちゃんと目を向けている所だと思います。
わかり易いけど繊細なんですよ
この集会で、悪役たちの哀愁が伝わって来ました。
肩入れしたくなりますね。特にザンギエフ(笑)
この作品は何と言っても、主役のこの二人が良い!
左がヴァネロペ、右がラルフ
ヴァネロペはプログラムの不具合を抱えながらも、レースに参加
して優勝するのが夢。
・・・・でも、プログラムの不具合を隠そうとして、他のキャラクター
たちは、ヴァネロペを仲間はずれにします。
何故なら、ヴァネロペの不具合をゲームのプレイヤーに知られて
しまうと、故障だと思われて『電源を切られる』のを恐れている
から。
『電源を切られる』ということは、ゲーム機の中では『死』と同様
だと表現されています。
でも、レーサーとしてプログラムされたヴァネロペは、レースに出る
ことが自分の存在理由であり、夢なんだと、ひたすら頑張るんです
よね・・・。何とも可愛すぎる
そして、プログラムの不具合だって、自分の長所に変えてしまう
ヴァネロペに脱帽です
これは凄いです
この『シュガーラッシュ』という作品は、とにかくヴァネロペが、ひた
すら可愛いです!
健気に頑張る姿に、背骨軋まんばかりに抱きしめたい衝動に駆ら
れますよ
ヴァネロペが可愛すぎて、隣にいるラルフのお腹辺りにパンチかま
したくなるくらいです(なんでだよ)
ヴァネロペ・マジック!(アホですみません)
一方ラルフの方は、悪役としてプログラムされているので、悪役
故に、ゲームの中ではいつも一人ぼっち・・・。
同じゲーム内のヒーロー・フェリックスは、いつも皆に囲まれてる
人気者。頑張れば頑張っただけヒーローへのご褒美、ヒーロー
メダルを貰えます。
ラルフはこのヒーローメダルが、どうしても欲しくなっちゃうんです。
だって、ラルフだって悪役としてゲームの中で頑張っているから。
ラルフだってご褒美が欲しいし、誇れる何かが欲しい。
だからヒーローのフェリックスのように、皆に好かれる、皆を助け
るヒーローに憧れます。
そして目指そうとします。悪役だけど!
自分を少しでも成長させるために努力をしたり、現状を変えようと
することは、とても素晴らしい心がけですよね。
向上心を持つことは、良いことです。
・・・・でもね、この作品ではディズニーらしいメッセージを込めて、
こう言っています。
『ダメだと思っていた過去の自分を否定しないで、愛してあげて!』
『自分らしく有れば、それで良いじゃん!』
と・・・
ラルフは皆のヒーローにはなれないけれど、ヴァネロペにとっては
十分ヒーローで有ると、私は感じました。
皆に好かれるヒーローにはなれなくたって、大切な誰かの夢を応援
したり、助けてあげることが出来れば、十分ヒーローなんだと。
ディズニー映画の素晴らしい所って、勿論、子どもの為に、子ども
が真っ先に楽しめるように作られているところですが、子どもの心を
今だ忘れていない、大人へのメッセージ性の強さに有ると思います
この二人も良かったです!
フェリックスとカルホーン軍曹!
愛は・・・・
解像度の差を超える・・・・
ファミコンゲームのキャラが、PS3ゲームのキャラに恋するような
ものです
でも基本フェリックスは良い奴なので、見事カルホーン軍曹の
ハートを射止めます
一見デコボコで、不釣合に見える二人だけど・・・・
当人同士が愛し合ってんだから、良いんじゃん?
笑いどころも幾つか有りましたね
ザンギエフのパンツネタを引っ張るところとか吹きました
ラルフがセキュリティー・チェックで、「ララ・クロフト」と名乗るところ
とか
フェリックスが牢屋の鉄格子を壊せないで、強化しちゃう所とか
あ、この鉄格子を強化しちゃう所で思ったんだけど・・・・・
ヒーローとヒール(悪役)って、本当に表裏一体で二つで一つだな
と。物語って、ヒーローだけではヒーローの良さが発揮できず、
ヒールだけでもヒールの良さは発揮できない。
お互いが有ってこそ、お互いが生きるんだよね。
ヒーローが時と場合では、決して万能でないことも。
破壊するのが得意なラルフに助けられることも有るわけだから。
人間関係そのままだなと。
また、この作品はラストが良いです。
基本大団円のハッピーエンドですが、少し切なさも孕んだラルフの
独白は・・・・良いですね
子どもにも安心して見せることが出来る作品ですし、老若男女、
皆に愛される王道作品だと思います。
まだの方は、是非オススメします!
いい作品観ました!
余談
作品中の悪役集会にも参加していましたが、『ハウス・オブ・ザ・
デッド』のゾンビ!思い出しますよ~!
10年くらい前になりますが、友人に連れられて、プリクラとか撮り
にゲーセン行ったんです。
で、ホラーが好きな私はどうしても『ハウス・オブ・ザ・デッド』が
やりたくなってしまって、友人とふたりでやったのです
襲ってくるゾンビをショットガンで撃退するというものでした。
・・・・・・いや~・・・・面白かった!
ショットガンに弾を装填する動作も面白かったし、アーケードゲーム
は画面が大きいのも有りますよね、臨場感が良い!。
一回しかやってないですけど、経験者の友人よりも高得点叩き出し
たので、「ショットガンの女王様とお呼び!!」状態でした
友人は口数少なでした・・・(笑)
引いた!?ねえ引いた!?あまりにも私が集中するから!
みたいな
このゲーム、今でもゲーセンにあるのかしら?
てしまった作品です。
私の大好きなマンガ『進撃の巨人』の作者、諫山創さんが、今年
観た映画の中で一番面白かったと評価していらっしゃったので、
それは観なくっちゃ!と、レンタルして観てみることにしました
『シュガーラッシュ』
2012年 アメリカ制作 101分 監督:リッチ・ムーア
出演: ジョン・C・ライリー、サラ・シルヴァーマン、
ジャック・マクブレイヤー 他
はい、さくっとあらすじ
アクション・ゲームの悪役キャラクターのラルフは、ゲームの
世界の掟に反して、みんなに愛されるヒーロー・キャラになり
たいと願っていた。
ついに我慢が限界に達したラルフは、自分のゲームを飛び
出してしまう。
ラルフはお菓子の国のレース・ゲーム“シュガー・ラッシュ”に
迷い込み、不良プログラムであるためレースに出場できない
少女ヴァネロペと出会う。
嫌われ者のラルフと仲間はずれのヴァネロペは、次第に友情
を育んでいく。
しかし、ゲーム界の掟を犯すラルフの脱走は、ゲームの世界
全体に災いをもたらすことになる。
ゲームのキャラクターたちがパニックに陥っているなか、
“シュガー・ラッシュ”とヴァネロペに隠された恐るべき秘密を
知ったラルフは、ヴァネロペを救い、ゲーム界の運命を変える
ために立ち上がる……。
予告編もどうぞ
では私の感想です。
多少のネタバレ有りなので、ご注意下さいね
この作品は子供から大人まで、勿論性別も問わずに楽める作品
です!・・・・やはりディズニーのアニメは良質
笑い有り涙有り、感動必至のエンターテイメント!
これは文句なしでしょう。とても面白かったです
設定からして面白いですね。アーケードゲームのキャラクターたち
が、ゲームセンターの営業時間が終わった後に、自由に喋って
動き回るという
『トイ・ストーリー』の発想を活かしていますが、全然二番煎じな
感じはしませんよ。
特にアーケードゲームが好きな人には堪らなく、胸躍る設定なの
ではないでしょうか
また制作者の、ゲームキャラに対しての愛が、溢れんばかり
クッパとザンギエフですよ!良いな~・・・このシーン
アーケードゲームの悪役たちの集会が微笑ましいと言うか、いじ
らしいというか
私はアーケードゲームは殆どやらないので、あまり詳しくはない
ですが、『ストリートファイター』のザンギエフは有名なので、存在
は勿論知っています。
ゲームでは皆、存分に悪役、憎まれ役を『演じている』彼等ですが、
この集会を見ていると・・・憎めないわ~・・・
ディズニー映画の良い所って、やはりアメリカ製の映画にしては
内面描写がしっかりしてたり、こういう憎まれ役、はみ出し者にも
ちゃんと目を向けている所だと思います。
わかり易いけど繊細なんですよ
この集会で、悪役たちの哀愁が伝わって来ました。
肩入れしたくなりますね。特にザンギエフ(笑)
この作品は何と言っても、主役のこの二人が良い!
左がヴァネロペ、右がラルフ
ヴァネロペはプログラムの不具合を抱えながらも、レースに参加
して優勝するのが夢。
・・・・でも、プログラムの不具合を隠そうとして、他のキャラクター
たちは、ヴァネロペを仲間はずれにします。
何故なら、ヴァネロペの不具合をゲームのプレイヤーに知られて
しまうと、故障だと思われて『電源を切られる』のを恐れている
から。
『電源を切られる』ということは、ゲーム機の中では『死』と同様
だと表現されています。
でも、レーサーとしてプログラムされたヴァネロペは、レースに出る
ことが自分の存在理由であり、夢なんだと、ひたすら頑張るんです
よね・・・。何とも可愛すぎる
そして、プログラムの不具合だって、自分の長所に変えてしまう
ヴァネロペに脱帽です
これは凄いです
この『シュガーラッシュ』という作品は、とにかくヴァネロペが、ひた
すら可愛いです!
健気に頑張る姿に、背骨軋まんばかりに抱きしめたい衝動に駆ら
れますよ
ヴァネロペが可愛すぎて、隣にいるラルフのお腹辺りにパンチかま
したくなるくらいです(なんでだよ)
ヴァネロペ・マジック!(アホですみません)
一方ラルフの方は、悪役としてプログラムされているので、悪役
故に、ゲームの中ではいつも一人ぼっち・・・。
同じゲーム内のヒーロー・フェリックスは、いつも皆に囲まれてる
人気者。頑張れば頑張っただけヒーローへのご褒美、ヒーロー
メダルを貰えます。
ラルフはこのヒーローメダルが、どうしても欲しくなっちゃうんです。
だって、ラルフだって悪役としてゲームの中で頑張っているから。
ラルフだってご褒美が欲しいし、誇れる何かが欲しい。
だからヒーローのフェリックスのように、皆に好かれる、皆を助け
るヒーローに憧れます。
そして目指そうとします。悪役だけど!
自分を少しでも成長させるために努力をしたり、現状を変えようと
することは、とても素晴らしい心がけですよね。
向上心を持つことは、良いことです。
・・・・でもね、この作品ではディズニーらしいメッセージを込めて、
こう言っています。
『ダメだと思っていた過去の自分を否定しないで、愛してあげて!』
『自分らしく有れば、それで良いじゃん!』
と・・・
ラルフは皆のヒーローにはなれないけれど、ヴァネロペにとっては
十分ヒーローで有ると、私は感じました。
皆に好かれるヒーローにはなれなくたって、大切な誰かの夢を応援
したり、助けてあげることが出来れば、十分ヒーローなんだと。
ディズニー映画の素晴らしい所って、勿論、子どもの為に、子ども
が真っ先に楽しめるように作られているところですが、子どもの心を
今だ忘れていない、大人へのメッセージ性の強さに有ると思います
この二人も良かったです!
フェリックスとカルホーン軍曹!
愛は・・・・
解像度の差を超える・・・・
ファミコンゲームのキャラが、PS3ゲームのキャラに恋するような
ものです
でも基本フェリックスは良い奴なので、見事カルホーン軍曹の
ハートを射止めます
一見デコボコで、不釣合に見える二人だけど・・・・
当人同士が愛し合ってんだから、良いんじゃん?
笑いどころも幾つか有りましたね
ザンギエフのパンツネタを引っ張るところとか吹きました
ラルフがセキュリティー・チェックで、「ララ・クロフト」と名乗るところ
とか
フェリックスが牢屋の鉄格子を壊せないで、強化しちゃう所とか
あ、この鉄格子を強化しちゃう所で思ったんだけど・・・・・
ヒーローとヒール(悪役)って、本当に表裏一体で二つで一つだな
と。物語って、ヒーローだけではヒーローの良さが発揮できず、
ヒールだけでもヒールの良さは発揮できない。
お互いが有ってこそ、お互いが生きるんだよね。
ヒーローが時と場合では、決して万能でないことも。
破壊するのが得意なラルフに助けられることも有るわけだから。
人間関係そのままだなと。
また、この作品はラストが良いです。
基本大団円のハッピーエンドですが、少し切なさも孕んだラルフの
独白は・・・・良いですね
子どもにも安心して見せることが出来る作品ですし、老若男女、
皆に愛される王道作品だと思います。
まだの方は、是非オススメします!
いい作品観ました!
余談
作品中の悪役集会にも参加していましたが、『ハウス・オブ・ザ・
デッド』のゾンビ!思い出しますよ~!
10年くらい前になりますが、友人に連れられて、プリクラとか撮り
にゲーセン行ったんです。
で、ホラーが好きな私はどうしても『ハウス・オブ・ザ・デッド』が
やりたくなってしまって、友人とふたりでやったのです
襲ってくるゾンビをショットガンで撃退するというものでした。
・・・・・・いや~・・・・面白かった!
ショットガンに弾を装填する動作も面白かったし、アーケードゲーム
は画面が大きいのも有りますよね、臨場感が良い!。
一回しかやってないですけど、経験者の友人よりも高得点叩き出し
たので、「ショットガンの女王様とお呼び!!」状態でした
友人は口数少なでした・・・(笑)
引いた!?ねえ引いた!?あまりにも私が集中するから!
みたいな
このゲーム、今でもゲーセンにあるのかしら?