『ゴースト・エージェント R.I.P.D.』を観ました (≧▽≦)♪ [映画]
『ゴースト・エージェント R.I.P.D.』
原題: R.I.P.D.
2013年アメリカ ロベルト・シュヴェンケ監督 96分
出演: ライアン・レイノルズ、ジェフ・ブリッジス
ケヴィン・ベーコン、メアリー=ルイーズ・パーカー
ステファニー・ショスタク、マリサ・ミラー
ジェームズ・ホン
ざっくりとしたあらすじ
恋人と幸せな暮らしを送っていた警官ニック(ライアン・レイノルズ)だったが、相棒の裏切りにより殉職してしまう。
しかし、有能な警官だったニックは、下界で人間に紛れる成仏できない死者たちを逮捕し、黄泉の世界に送り返す組織“R.I.P.D." にスカウトされる。
1800年代から働くロイ(ジェフ・ブリッジス)とコンビを組むことになったニックは、逮捕した悪霊から世界の滅亡を画策する陰謀を暴く。
最凶のコンビが世界を救うため今、立ち上がる!
グローバル・イメージな予告編もどうぞ
それでは感想です。
今回は、あっさり簡潔に行きますよ(・・・と、心がけてみる)
現世にはびこる悪霊たちを取り締まる、ゴースト・エージェント。
左が西部開拓時代の遺物、ベテラン・エージェントのロイ。
右が新米エージェントのニック。
この二人が下界に降りた時、現世に生きる生身の人間には全く違った姿で見えるんですね。
それがとても面白かったです。
金髪セクシー美女がロイ。
後方に控えめにたたずむ中国系のご老人がニック。
ギャップが凄すぎる!
ちょっとしたギャップ萌えです。 ←?
金髪セクシー美女・ロイがあまりにも魅力的なので、道行く男性たちが鼻の下を伸ばしながらロイを目で追うのですが、実際のロイは無骨なガンマンって感じの人です。
金髪美女なロイと無骨なガンマンなロイの映像が切り替わる所で笑わせてくれます
無骨なガンマンをギラギラした目で追う男どもがもう!
あまりにも金髪セクシー美女なロイが魅力的なので、スカウトマンのような男性が、ミュージックビデオに出てみないかい?と名刺を差し出すシーンも良かったですね。
無骨なガンマンなロイに映像が切り替わって、「私は男たちの欲望を満たすだけの女じゃないのよ!」と、女言葉で啖呵を切るシーンは最高でした
ロイとニックが持ってるのは、霊にのみ有効な弾丸を発射する銃。
生身の人間に撃ち込んでも何の害もない銃なのですが、やっぱり街中で銃の形をしたものを出しまくってたら、周りが騒然となってしまいます。
なので二人の外見と同じく、生身の人間たちには銃も違った物に見えている・・・という設定です。
それはglobal image(グローバル・イメージ)が反映されたモノなのだそうですが・・・・
金髪セクシー美女・ロイの銃はドライヤーに見えます。
そして何と!中国系ご老体なニックの銃は・・・・・・・・
バナナに見えます!
このグローバル・イメージ(世界的な視点で見たイメージ)は色んな意味でギリギリです。
っていうかスレスレです。
この作品の監督がドイツ人って所も、アレな匂いがプンプンしていて、とってもデンジャラスですね!
大丈夫なのか、この冗談は・・・・・と思いながらも、なかなか楽しめました。
せめて、お箸とかパンダのぬいぐるみとかにした方が良かったんじゃ・・・
あら可愛い
これはこれでシュールすぎるけど
因みにドイツ人な登場人物だったら、私ならこれを銃の代わりに持たせるね。
世界的なイメージなんだからしょうがない!
・・・・・私も大概だと思います
この作品はコメディ要素が強い作品なので、作品中笑いどころが多々散りばめてあって退屈しませんでした。
ロイが死んだ時のエピソードを語るところとか、少し切ない気もするけど吹きました。
コヨーテに対してのトラウマをバンドネオン(?)の弾き語りで表現する所とかもう、本当にツボ。
ちょっと下ネタ混じりな所が更にもう・・・・
この作品で悪役を演じていたケヴィン・ベーコン。
個人的にテンション上がりました
悪役を主に演じる性格俳優のケヴィンですが、ベタな恋愛映画で甘く囁くような役も見てみたいですね~
今回アッサリ目に感想を述べてみました(私にしては控えめでしょ?)
ラストはちょっと感動的でも有りました。
そしてロイがコヨーテに対してどんなトラウマを持っているか、知りたいならレンタルすべし!