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映画『ダイバージェント』を観ました!(*´∀`)アハハン・.。*・.。*♪ [映画]

さあ!今度こそはアッサリ感想目指すんだからね![パンチ]
ちょっと前に観たコレ![手(パー)]

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『ダイバージェント』(原題;Divergent)
2014年アメリカ ニール・バーガー監督作品 139分
出演; シャイリーン・ウッドリー、テオ・ジェームズ
     アシュレイ・ジャッド、レイ・スティーブンソン
     マギー・Q、ケイト・ウィンスレット 


フェンスの外が気になる!あらすじ[手(パー)]
全人類が16歳になると強制的に5つの共同体(ファクション)に振り分けられ、その中で生涯を過ごすことで平和を築いた近未来世界。
5つの共同体は巨大なフェンスに囲まれた中で生活していた。
少女ベアトリスは、ファクションに振り分けられる「選択の儀式」において、「勇敢(ドーントレス)」「無欲(アブネゲーション)」「平和(アミティー)」「高潔(キャンダー)」「博学(エリュダイト)」のどのファクションにも該当しない「異端者(ダイバージェント)」であると判定される。
異端者は、その存在自体が知られてはならず、政府の抹殺対象でもあることをベアトリスは知るのだが、かねてから「勇敢」に憧れていた彼女は、儀式の結果を偽り「勇敢」のファクションに所属することを選ぶのだった。


脳筋たちの饗宴!な予告編もどうぞ[手(パー)]




それでは感想です[かわいい]
ネタバレしてるので御注意あそばせ!


ヒロイン、ベアトリス役のシャイリーン・ウッドリーは映画『ファミリー・ツリー』で一家の長女を演じていた子ですね。

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シャイリーンは綺麗というよりは可愛い系の顔立ちだと思います[黒ハート]
トリスは『無欲』の共同体で育ち、どことなく野暮ったくて堅物。
でも素朴で善良な部分を上手く表現してシャイリーンは見事に演じきりました。

そんな何処かパッとしない地味なヒロイン、トリス。
フェンスの中では軍隊や警察の役割をする『勇敢』の共同体が、とてもカッコよく見えて憧れるんですね。

然してこの『勇敢』・・・・・・・

とんだ脳筋野郎どもの集団にしか見えない!!

トリスが選択の儀式に向かう道中でも脳筋集団・勇敢は常に走り回り、無駄に壁を登り、ヒャッハー!!!・・・なわけですよ。
トリス・・・・・憧れたのかコレに[猫]

トリスが育った共同体『無欲』は、服装も地味、行動も控えめ、食べるものも質素・・・・といった、無欲を美徳とする集団。
そんな環境で育ったトリスには『勇敢』のはっちゃけぶりが、とても輝いて見えたのでしょうね。
私から見たら常に高いところに登りたがる人たち。
YES!脳筋!
ナントカと偉い人は高いところに登・・・ゴホンゴホン
でしかない彼らが、トリスには憧れなのです[猫][ハートたち(複数ハート)]

そんな脳筋集団『勇敢』のエリート教官、フォー。
演じているのはアクションもいける俳優テオ・ジェームス。

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イケメン教官キタ━(゚∀゚)━!
フォー!!男っとこ前!!

フォーは勇敢の中でもエリート中のエリート教官です。
え!?脳筋のエリート!?とか心の中で呟いてみるも、フォーは『勇敢』『無欲』『平和』『高潔』『博学』の全てを持ち合わせた人間で有りたいと、自らを厳しく律するような人でした。
脳筋のエリートとか思ってごめんなさい。
キングオブ脳き・・・・・

フォーは最初は無愛想で厳しい鬼教官のイメージですが、何だかんだと困難の多いトリスを気に懸けて導きます。
取り立てて美人という訳でもなく、優れた身体能力を持っている訳でもないトリス。
でもその自慢の根性でジリジリと成績を伸ばし、フォーと次第に惹かれあうように・・・・・[ぴかぴか(新しい)]

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トリスはこの社会で迫害される対象である『異端者(ダイバージェント)』でもあるのですが、それをひたすら隠して勇敢の共同体で訓練を積みます。
そんな中で行われた、自分の恐怖心と向き合い克服する訓練が面白かったです。
この世界は未来の世界なので科学力も進んでおり、人間の精神世界、夢で見ている影像をスクリーンに投影することが出来ます。
トリスの恐怖の一つは、『強姦される恐怖』。
その恐怖の相手がフォーだったので、もうね。
デートレイプは確かに女性からしたら、とても怖いです。
見知らぬ男性から受ける暴力も怖いですが、好きな相手から受ける暴力もかなり怖い。
強姦は女性の人格を否定する行為なので、好きな相手に人格を否定されるということですから。

そしてフォーに迫られて押し倒され、トリスが手厳しく撃退(アレ蹴り上げる!)・・・な所まで全て皆に観られるという。

これもう何の羞恥プレイですか[猫]

見てるこっちが恥ずかしくて居た堪れない!![がく~(落胆した顔)]
これ全部、勇敢の幹部や博学の幹部に見られるんだもん。
勝手にトリスの脳内で、とんだピエロを演じていたフォー。
全ての羞恥プレイ(おいっ)が終了した後に、現実のフォーが変わらずクールだったので、そこで爆笑してしまった。
私は色んな意味で反省しなくてはいけません。
どう反省すれば良いのか分かりかねますが[猫]


本作の悪役的な役どころ、『博学』の幹部ジェニーン・マシューズを演じるのはケイト・ウィンスレット。

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『タイタニック』でヒロインのローズを演じた人ですね[るんるん]
これがまたイイ感じの悪役っぷりでした。
『勇敢』の幹部たちと共謀し、実質的に政治を行う『無欲』に難癖をつけ、政権を奪おうとします。
ここから怒涛の戦闘シーンです。
フォーのエリートソルジャーぶりと、訓練の甲斐あって意外と戦力になってるトリスが、とてもカッコよかった[パンチ]
でも悲しい描写も有ります・・・・・・


この作品は原作が『ハンガーゲーム』級に人気が有るらしく、10代の子を中心に多くの人に支持されている作品なのだそうです。
でも映画はたぶん原作ファンに不評なのでしょうね。
映画自体の評価がとても低いのだとか。
たぶん原作の良い部分を沢山カットしてしまったり、改変してしまったりしたのではないかと。
私は原作を読んでいないので普通に楽しめましたけどね[かわいい]

脳筋集団『勇敢』とフォーの羞恥プレイだけでも十分楽しめて満腹でした[猫]
これは続編映画も制作が決定しているので、とっても楽しみです。
脚本を努力すれば原作ファンも支持してくれる良い作品になりそうです。


[ー(長音記号2)] 余談 [ー(長音記号2)]

この作品の世界観が、ちょっと『進撃の巨人』を思わせるようなものでした。
戦争で一度崩壊した世界。
そこに新たなる社会を築く人々。
フェンス(壁)に囲まれた世界。
人々はそのフェンスの向こうがどうなっているかを知らない。
主人公トリスは根性だけが取り柄の異端者。(エレン?)
無愛想で取っ付きにくく厳しいけれど、本当は心優しい最強戦士のフォー。

・・・・・・・フォーがあの人にしか思えなくて・・・・・・

って考えるとちょっと怪しい方向に向かう私の思考。
自分の中で新たなる扉を開いちゃいそうで怖いので、思考を停止だ![猫][かわいい]
(諫山先生とバックさん、ごめんなさい)


やっぱり長くなる私の映画感想・・・・・[猫][ハートたち(複数ハート)]

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