『トリック劇場版ラストステージ』を観てきました(*´ω｀*)✿

『トリック劇場版ラストステージ』
２０１３年日本製作(2014年１月公開)　　堤幸彦監督作品
１１２分
出演；　仲間由紀恵、阿部寛、生瀬勝久、 野際陽子、東山紀之
　　　　　北村一輝、水原希子、中村育二、石丸謙二、池田鉄洋
　　　　　吉田鋼太郎　　　他


ムッシュ・ムラムラ！！っと、あらすじ

自称天才美人マジシャンと天才物理学者のコンビを仲間由紀恵と阿部寛が演じ、高視聴率を記録したテレビドラマシリーズのラストを飾る劇場版。
海外の秘境でレアアースを採掘するため、協力を依頼された天才物理学者・上田次郎（阿部寛）。
しかし、採掘権は獲得してあるものの、そこに住む部族が立ち退きを拒否。
上田は自称天才マジシャン・山田奈緒子（仲間由紀恵）の力を借り、部族が信奉する呪術師（水原希子）のトリックを見破ろうとするが……。


ばっち来～い！！な予告編もどうぞ




２週間ほど前に観に行ったのですが、記事にするのが遅くなってしまいました。
１４年間続いたシリーズがついに完結！
ファンにとっては、この上もなく感慨深い作品でした
それでは早速感想です。ネタバレ有り　ですよ！ご注意下さい

トリックのプロローグでお馴染みの、奇術師フーディーニ。
このイラストとBGMで始まる感じもラストか～・・・・
このプロローグがエンディングへの、ちょっとした前フリに

トリックは相変わらず上田が事件に巻き込まれ、更に山田を巻き込むというお約束です
一流商社の村上商事(村上ショージ)とか小ネタ飛ばして来ますね
村上商事で殺人事件発生！赤道スンガイ共和国でレアアースを廻って現地住民とのトラブルが有り、事件の被害者は呪術師に呪い殺されたのではないか・・・・
数々の難事件・怪事件を解決したと、著書や講演会で豪語する上田(笑)にまたしても事件の解決依頼が来る。
海外旅行のノリで山田を誘う上田！(騙すとも言う)
良いね良いね、これぞトリック

山田の母・里美さんと父の駆け落ち時のエピソードが、タイタニックやライフオブパイになってて吹きました
なかなか無いでしょ、豪華客船沈没して救命ボートに虎が居るとか。
シリーズ全編を通して出演していた大島蓉子さん演じるハルさんと、アベディンさん演じるジャーミーくんも出演！なんかまた子供増えてる？
山田のマジックショーには瀬戸陽一朗さん演じる山田の追っかけ、照喜名の姿も
ああ～・・・やっぱトリックはこうでなくっちゃね

左端が水原希子さん演じる呪術師・ボノイズンミ、その隣が北村一輝さん演じる医者の谷岡将史。
北村一輝さんはおネエな演技もできるんですね！
川を上る舟の上で阿部寛さん演じる上田に、すっっっごく顔を近付けて話すシーンはツボでした。
そう言えば阿部寛さんは、そっち系の方なのでは・・・・と噂されてた事も有るので
おネエな方たちの中でも阿部さんは大人気らしいですしね。
彼はガチでガチな人なのでは・・・と実しやかに噂されていました
そんな噂も結婚を機に払拭された阿部さんです(両刀説はまだ生きてる？)
１４年近く疑惑を持ち続けたファンにも感慨深いシーンでしたね。
なんつって

それにしても小ネタの応酬に私・・・拾いきれない・・・・
嬉しい悲鳴

山田の３Dタイタニックは、思わず『劇場で３Dメガネもらい忘れたのか私？』と焦りました
現地の村の名前が『ムッシュム・ラー村』とか『ヤー村』です。
ダチョウ倶楽部推しです。現地住民が３人並んで中央の人(上島)が『クルリンパ！』とか。
良いですね～、大人気美人女優・仲間由紀恵さんに「ムッシュムラムラ！！」とかアクション付きで言わせるとか。
ははは。
因みにラストステージでの山田は上田の２９番助手(肉の日か！)で、１９１７番助手(生稲晃子か！)でした
勿論、ラストステージにも生瀬勝久さん演じる矢部謙三、池田鉄洋さん演じる秋葉原人は登場しますよ。

この二人が出なかったらトリックじゃないですからね
お馴染みの矢部さんのヅラネタとか、牢獄に囚われやすいこのコンビは健在です。
スペッ○ホルダーのネタも有り

それにしても大川栄策さんの箪笥担ぎとか・・・・
私も子供の頃に歌番組でうっすら見た記憶があるだけなんですけど。
今時の若い子は分かんないでしょうね


物語が進むにつれて村上商事の実態や、殺人事件の真犯人、呪術師ボノイズンミの正体も明らかになって行きます。

何故ヤー村には呪術師が必要だったのか・・・・・

ラストステージには、とても懐かしい方が出演していました。
矢部さんを「兄ィ」と呼ぶ広島弁の石原達也刑事が！
前原一輝さん！引退後も『警部補・矢部謙三』にチョコっと出演していらっしゃいましたが、本当に懐かしい！
今は静岡県内で自動車セールスの仕事をされているとか。
トリックファンの中で石原刑事は大人気でしたからね～
お元気そうで何よりです

そして、あのラストはもう・・・・・
劇場で大泣きしただなんて口が裂けても言えない(言えないけど書いてる)
観た人にだけ分かる様に書きますね。
ドラマ・トリック第１話で、上田の研究室で山田が見せた封筒のトリックを、ラストでもう一度再現するあのシーンはもう・・・・
封筒のトリックを既に知っている上田の、山田を見る目とか表情がね、何とも。
１４年間の歴史が蘇ってきて本当に良かった・・・・
これからも山田と上田は怪事件・難事件を解決して、相変わらずの二人なんだろうけど、ふたりの関係に少し変化が出るんじゃないかと思わせるラストでした
そしてまた最初から始まるんだけど、今度はどういった二人になるのか。
なかなか恋愛関係に発展しない二人なだけに、見てみたいけど・・・・
これでラストなんだね

堤監督も出演者の皆さん、ファンの皆様も１４年間本当にお疲れ様でした

タグ：仲間由紀恵 阿部寛 堤幸彦 姜暢雄さんが出てなかったのは、ちょっと残念♪ トリック 北村一輝