映画『ヒプノティスト~催眠』を観ました<( ̄◇ ̄;)>フオ~・・・ [映画]
秋の夜長にスウェーデン製のサスペンス映画は如何ですか
『ヒプノティスト~催眠』
2012年スウェーデン製作 ラッセ・ハルストレム監督作品 117分
出演: ミカエル・パーシュブラント、レナ・オリン、
トビアス・ジリアクス、オスカル・ペッタソン 他
さくっとあらすじ
スウェーデン、ストックホルムの郊外に暮らす一家が、何者かに刺
殺されるという事件が発生。
助かったのは昏睡(こんすい)状態で発見された15歳の長男ヨセフ
と、家を出て独立していた姉のエヴェリンのみ。
捜査に当たる国家警察のヨーナ・リンナ警部は、ヨセフから犯人に
関する情報を引き出そうと催眠療法による供述を行うことに。
その第一人者として名をはせたエリック・マリア・バルク(ミカエル・
パーシュブラント)に協力を依頼するが、ある理由から彼は催眠療
法を封印していた。
スウェーデンでベストセラーとなったラーシュ・ケプレルの小説が
原作のミステリー。
予告編もどうぞ
それでは私の感想です。
ネタバレ内容有りですよ!ご注意下さい
先ず、一連の事件を捜査するスウェーデン国家警察のヨーナ警部。
男前なので儲けものです
国家警察とか、そこはかとなく怪しげな響きですが、FBIみたいな
ものなんでしょうね。(あ、テキトー)
ヨーナ警部は基本的に仕事熱心で事件解決の為に奔走する良い
警部だと思うのですが、少し人間臭い感じのダメな部分も持った
人物像で、これは制作側が意図的にそうしてるんだろうなと感じま
した。
ちょっと熱心すぎて被害者の精神状態や、健康状態よりも事件解
決を優先させてしまう描写が何度か有りました。
相棒の女性刑事は幼い子を抱えて仕事をする、ワーキング・マザー
なのですが、その対比が面白かったですね。
ヨーナ警部は仕事を優先しすぎて・・・・婚期を逃したか離婚したの
か、独り者なのです。
その辺りの孤独感も又、ナイスなヨーナ警部
警部が捜査協力を依頼する、催眠療法の第一人者エリックと
その奥様。
エリックが2年前にした浮気が原因で、二人の関係は崩壊寸前で
す。
しかもエリックは医療ミスらしきもので以前の職場を追われた事が
原因し、重い不眠症に悩まされ睡眠薬を常用する有様。
血友病を患っている息子のベンヤミンの存在で、やっと家族は
纏まっている状態です。
奥様がヒステリックにエリックを責めるシーンとか、観ていて耐えら
れない方も居るかもしれませんね。
私もちょっとキツかった
でも息子は重い病気、夫は過去に不貞を働いた上に睡眠薬を常用
している、精神の不安定な状態です。
・・・・・とても不安で怖くてしょうがないでしょうね。
何の解決にもならないと分かっていても、ヒステリックに思いをぶつ
けてしまう奥様が、ちょっと可哀相でした
一番可哀想なのは息子のベンヤミンですけどね。
子供の前では夫婦の口論をしないように配慮していたでしょうが、
しっかりバレてたし。
一方的に母が父を責めていると感じているようでした。
奥様にとってはダメダメな夫でも、息子にとっては大好きなお父さん
なんですよね・・・。
家庭不和はこういうのが観ていて辛いなあ。
この作品は一家惨殺事件を軸として進んで行くサスペンス映画では
有るのですが、家族の再生物語でも有りました。
映像も綺麗でした。スウェーデン(ストックホルム?)の雪に覆われた
町並みとか、催眠にかけて奥様の記憶を呼び覚ますシーンとか好き
です
都市部の住宅街に有るエリック一家の自宅ですが、催眠療法中の
奥様の精神世界では草原の中の一軒家なんですね。
ここ綺麗だな~
それなりにツッコミどころも有るのですが、柔らかめに
・・・・ヨーナ警部・・・・・ラストで痛恨の凡ミス!(笑)
警察の応援が来るのが待てないし、一般人のエリックと奥様だけ
引き連れて犯人の隠れ家に乗り込むって!
しかも明らかに力の差が歴然としている犯人に肉弾戦で負けてる
とか、観てるこっちは色んな意味で衝撃だわ!
残念だ!ヨーナ警部、男前なのに微妙に残念だ!
銃とか取り落としたまんまでバス追っかけるシーンとかもう・・・
予備の銃すら携帯してないって!
これは見終わった後に、じわじわ来ます
ガラス割れないし!あはは!足でかよ!みたいな。
まあ・・・終わり良ければ全て良しってなもんで
ラストでヨーナ警部が相棒の子供に大泣きされちゃうシーンは大好
きですね。
今回の事件で仕事一辺倒なヨーナ警部の内面に、少し変化が現れ
たようですが・・・・
やっぱり彼は多少の残念感漂う警部という設定のようです。
そこが又女性の母性本能くすぐるって感じでしょうか
『ヒプノティスト~催眠』
2012年スウェーデン製作 ラッセ・ハルストレム監督作品 117分
出演: ミカエル・パーシュブラント、レナ・オリン、
トビアス・ジリアクス、オスカル・ペッタソン 他
さくっとあらすじ
スウェーデン、ストックホルムの郊外に暮らす一家が、何者かに刺
殺されるという事件が発生。
助かったのは昏睡(こんすい)状態で発見された15歳の長男ヨセフ
と、家を出て独立していた姉のエヴェリンのみ。
捜査に当たる国家警察のヨーナ・リンナ警部は、ヨセフから犯人に
関する情報を引き出そうと催眠療法による供述を行うことに。
その第一人者として名をはせたエリック・マリア・バルク(ミカエル・
パーシュブラント)に協力を依頼するが、ある理由から彼は催眠療
法を封印していた。
スウェーデンでベストセラーとなったラーシュ・ケプレルの小説が
原作のミステリー。
予告編もどうぞ
それでは私の感想です。
ネタバレ内容有りですよ!ご注意下さい
先ず、一連の事件を捜査するスウェーデン国家警察のヨーナ警部。
男前なので儲けものです
国家警察とか、そこはかとなく怪しげな響きですが、FBIみたいな
ものなんでしょうね。(あ、テキトー)
ヨーナ警部は基本的に仕事熱心で事件解決の為に奔走する良い
警部だと思うのですが、少し人間臭い感じのダメな部分も持った
人物像で、これは制作側が意図的にそうしてるんだろうなと感じま
した。
ちょっと熱心すぎて被害者の精神状態や、健康状態よりも事件解
決を優先させてしまう描写が何度か有りました。
相棒の女性刑事は幼い子を抱えて仕事をする、ワーキング・マザー
なのですが、その対比が面白かったですね。
ヨーナ警部は仕事を優先しすぎて・・・・婚期を逃したか離婚したの
か、独り者なのです。
その辺りの孤独感も又、ナイスなヨーナ警部
警部が捜査協力を依頼する、催眠療法の第一人者エリックと
その奥様。
エリックが2年前にした浮気が原因で、二人の関係は崩壊寸前で
す。
しかもエリックは医療ミスらしきもので以前の職場を追われた事が
原因し、重い不眠症に悩まされ睡眠薬を常用する有様。
血友病を患っている息子のベンヤミンの存在で、やっと家族は
纏まっている状態です。
奥様がヒステリックにエリックを責めるシーンとか、観ていて耐えら
れない方も居るかもしれませんね。
私もちょっとキツかった
でも息子は重い病気、夫は過去に不貞を働いた上に睡眠薬を常用
している、精神の不安定な状態です。
・・・・・とても不安で怖くてしょうがないでしょうね。
何の解決にもならないと分かっていても、ヒステリックに思いをぶつ
けてしまう奥様が、ちょっと可哀相でした
一番可哀想なのは息子のベンヤミンですけどね。
子供の前では夫婦の口論をしないように配慮していたでしょうが、
しっかりバレてたし。
一方的に母が父を責めていると感じているようでした。
奥様にとってはダメダメな夫でも、息子にとっては大好きなお父さん
なんですよね・・・。
家庭不和はこういうのが観ていて辛いなあ。
この作品は一家惨殺事件を軸として進んで行くサスペンス映画では
有るのですが、家族の再生物語でも有りました。
映像も綺麗でした。スウェーデン(ストックホルム?)の雪に覆われた
町並みとか、催眠にかけて奥様の記憶を呼び覚ますシーンとか好き
です
都市部の住宅街に有るエリック一家の自宅ですが、催眠療法中の
奥様の精神世界では草原の中の一軒家なんですね。
ここ綺麗だな~
それなりにツッコミどころも有るのですが、柔らかめに
・・・・ヨーナ警部・・・・・ラストで痛恨の凡ミス!(笑)
警察の応援が来るのが待てないし、一般人のエリックと奥様だけ
引き連れて犯人の隠れ家に乗り込むって!
しかも明らかに力の差が歴然としている犯人に肉弾戦で負けてる
とか、観てるこっちは色んな意味で衝撃だわ!
残念だ!ヨーナ警部、男前なのに微妙に残念だ!
銃とか取り落としたまんまでバス追っかけるシーンとかもう・・・
予備の銃すら携帯してないって!
これは見終わった後に、じわじわ来ます
ガラス割れないし!あはは!足でかよ!みたいな。
まあ・・・終わり良ければ全て良しってなもんで
ラストでヨーナ警部が相棒の子供に大泣きされちゃうシーンは大好
きですね。
今回の事件で仕事一辺倒なヨーナ警部の内面に、少し変化が現れ
たようですが・・・・
やっぱり彼は多少の残念感漂う警部という設定のようです。
そこが又女性の母性本能くすぐるって感じでしょうか