映画『ポゼッション』を観ました・・・(°д°)・・・うわぁ・・・ [映画]
ホラーばっか観てるけど、コメディーや恋愛ものだって、SFやヒューマンドラマ系だって好きですからね
『ポゼッション』THE POSSESSION
2012年アメリカ・カナダ製作
オーレ・ボールネダル監督作品 92分
出演: ジェフリー・ディーン・モーガン 、キーラ・セジウィック、
マディソン・ダベンポート 、ナターシャ・カリス 他
サムサム(ライミ)っとあらすじ
3ヵ月前に妻と離婚したクライド(ジェフリー・ディーン・モーガン)は、週末ごとに2人の愛娘と一緒に過ごす生活を送っていた。
だがある日、まだ幼い次女エミリー(ナターシャ・カリス)の身に起きた異変に目を疑う。
ふと立ち寄ったガレージセールで手に入れた、アンティークの木箱に異常な執着を示し、凶暴な振る舞いすら見せるようになったのだ。
その後もエミリーの奇行は更にエスカレートしていく。
天真爛漫だった娘の変わりように危機感を覚えたクライドは、現代医学では解明できない原因があるのではないかと、独自の調査を開始する。
しかしその時、すでにエミリーの小さな体にはこの世のものではない邪悪な何者かが棲みついていた。
予告編もどうぞ
それでは私の感想です。
ネタバレ有りなので、これから観るって方はご注意下さいね
この作品はあのサム・ライミがプロデュ-スした作品です。
『死霊のはらわた』や『スペル』なんかでも感じるような、えげつな~い風味がよく出ていました・・・・
モヤモヤ・イライラ系ホラーとでもで言いましょうか、女性の悪霊や悪魔を使うの好きですよねサム・ライミはさ。
邪悪なものに取り憑かれた女性には男性の方がより恐怖を感じるかもしれませんね。
(サムは実生活で女性関係いろいろ大変なのかな・・・とか思ったり(笑)
この作品では穢れ無き魂を持った幼い少女が、徐々に邪悪な者に支配され荒んでいく様が描かれているので、見ている方は居た堪れない気分になります。
・・・・・穢れ無き乙女っていうのは、こういう子のことを言うんだよ。
『キャビン』の謎の組織の面々と観客様は、もう少しこだわりを持って欲しいですよね。頼むよ、そこんとこ
アンティークの木箱とか、見るからに妖しい物をガレージセールで買ってしまう親子。
ああ何てことでしょう!これが悲劇の始まり
箱にはユダヤの古の悪魔が封印されており、悪魔は箱から出たり入ったりしながら穢れ無き魂を付け狙うのだとか
ユダヤ教はキリスト教よりも当然歴史のある宗教なので非科学的な存在も年季入って、しぶとそうですね。
怖いのは箱に封印されている割に、箱の外への影響力が強いこと!
この箱・・・・・・不良品じゃね?的なツッコミもしてみたり。
旧約聖書の有難~い神の御言葉をバリバリ箱に彫り込んで、ガッチガチに悪魔を封じ込めようよ。
箱の外へ影響及ぼそうなんて考えただけで、とてつもなく痛い目見るくらいの、ドSな呪文を彫っとこうよ
めっちゃ鼻歌交じりに彫りましょ、そこは(楽しすぎ)
・・・・・・・とか言ったらホラー映画として成立しなくなるよね。
ごめんねサム、私もう何も言わない。(努力はする)
穢れ無き乙女エミリーにとり憑く悪魔の描写が結構怖い!
蛾の大量発生とか、エミリーの体内に巣喰う者の手とか、白目むいた顔とか・・・・・ひいっ!
ついにユダヤ教のラビ(?)の手で本性を現す悪魔・・・・・
ラビの髪型(もみあげ付近)とかは華麗にスルー。
さりげなくスパイダーマン・ポーズなエミリー。
サム・・・・笑わせに来たか・・・
このエミリー役のナターシャ・カリスちゃんが、昔懐かしのホラー映画の名作、『エクソシスト』を思わせる様な風貌なんですよね。
リーガン役のリンダ・ブレアに、とても似ています
リーガンはグリーンピース・スープの吐瀉物が凄かったけど、エミリーは生肉かぶりつきが凄かった!
というか、ナターシャ・カリスちゃんの演技が素晴らしかったな
小学生でこの演技とか、順調にキャリアを重ねたら末恐ろしい女優に成長しそうです。
この作品の主人公クライドは大学バスケのやり手コーチで、近々ご栄転予定なのですが、仕事優先で何かと家族を蔑ろにしていたらしく、奥様に愛想を尽かされてしまいます。
まだお互いに愛情は有るのですが・・・これ以上裏切られるのが耐えられない奥様の葛藤も分かりますね。
故に離婚することになったのでしょうが、一連の悪魔騒動で娘を救うのに必死なクライドが、それはそれは感動的でした。
アメリカ人男性が本気出した時の父性の表現は熱いですね!
照れが全く無いもんね。愛娘大好き!俺の娘に手を出したら許さん!を体全体で表現
大雑把なだけでは有りません!(おい)
そしてあのラスト!
ホラー映画はこうでなくっちゃね!的な。
ユダヤのラビよ、取り敢えず携帯で通話しながら車の運転はNGだぞ
指輪を拾った時の描写が思わせぶりだったから、何か来るぞ!来る!
とは期待していたけどけどね
あのユダヤの儀式に使う聖布で、箱を風呂敷包みしろよ!とジャパニーズな私は突っ込んでみたり。
ごめんサム。ツッコミ我慢できんかった
オマケ話し
この作品は実際に有った話をモデルにしているらしいですね。
2004年にニューヨーク・タイムズで報道された実在する曰くつきの木箱。
ネットオークションに出品され、所有者に次々と災厄をもたらすその木箱がモデルになっているのだとか。
たぶんコレを元にして作られたのが、ホラーサイトの『コトリ箱』と『忌箱』という話だと思います。『忌箱』の方は『ヘルレイザー』に近いかもだけど。
コトリバコ↓
http://matome.naver.jp/odai/2133165505041533901
忌箱↓
http://kowabana.jp/stories/6804
怖いのが大丈夫な方は是非オススメの話ですので、どうぞ
『ポゼッション』THE POSSESSION
2012年アメリカ・カナダ製作
オーレ・ボールネダル監督作品 92分
出演: ジェフリー・ディーン・モーガン 、キーラ・セジウィック、
マディソン・ダベンポート 、ナターシャ・カリス 他
サムサム(ライミ)っとあらすじ
3ヵ月前に妻と離婚したクライド(ジェフリー・ディーン・モーガン)は、週末ごとに2人の愛娘と一緒に過ごす生活を送っていた。
だがある日、まだ幼い次女エミリー(ナターシャ・カリス)の身に起きた異変に目を疑う。
ふと立ち寄ったガレージセールで手に入れた、アンティークの木箱に異常な執着を示し、凶暴な振る舞いすら見せるようになったのだ。
その後もエミリーの奇行は更にエスカレートしていく。
天真爛漫だった娘の変わりように危機感を覚えたクライドは、現代医学では解明できない原因があるのではないかと、独自の調査を開始する。
しかしその時、すでにエミリーの小さな体にはこの世のものではない邪悪な何者かが棲みついていた。
予告編もどうぞ
それでは私の感想です。
ネタバレ有りなので、これから観るって方はご注意下さいね
この作品はあのサム・ライミがプロデュ-スした作品です。
『死霊のはらわた』や『スペル』なんかでも感じるような、えげつな~い風味がよく出ていました・・・・
モヤモヤ・イライラ系ホラーとでもで言いましょうか、女性の悪霊や悪魔を使うの好きですよねサム・ライミはさ。
邪悪なものに取り憑かれた女性には男性の方がより恐怖を感じるかもしれませんね。
(サムは実生活で女性関係いろいろ大変なのかな・・・とか思ったり(笑)
この作品では穢れ無き魂を持った幼い少女が、徐々に邪悪な者に支配され荒んでいく様が描かれているので、見ている方は居た堪れない気分になります。
・・・・・穢れ無き乙女っていうのは、こういう子のことを言うんだよ。
『キャビン』の謎の組織の面々と観客様は、もう少しこだわりを持って欲しいですよね。頼むよ、そこんとこ
アンティークの木箱とか、見るからに妖しい物をガレージセールで買ってしまう親子。
ああ何てことでしょう!これが悲劇の始まり
箱にはユダヤの古の悪魔が封印されており、悪魔は箱から出たり入ったりしながら穢れ無き魂を付け狙うのだとか
ユダヤ教はキリスト教よりも当然歴史のある宗教なので非科学的な存在も年季入って、しぶとそうですね。
怖いのは箱に封印されている割に、箱の外への影響力が強いこと!
この箱・・・・・・不良品じゃね?的なツッコミもしてみたり。
旧約聖書の有難~い神の御言葉をバリバリ箱に彫り込んで、ガッチガチに悪魔を封じ込めようよ。
箱の外へ影響及ぼそうなんて考えただけで、とてつもなく痛い目見るくらいの、ドSな呪文を彫っとこうよ
めっちゃ鼻歌交じりに彫りましょ、そこは(楽しすぎ)
・・・・・・・とか言ったらホラー映画として成立しなくなるよね。
ごめんねサム、私もう何も言わない。(努力はする)
穢れ無き乙女エミリーにとり憑く悪魔の描写が結構怖い!
蛾の大量発生とか、エミリーの体内に巣喰う者の手とか、白目むいた顔とか・・・・・ひいっ!
ついにユダヤ教のラビ(?)の手で本性を現す悪魔・・・・・
ラビの髪型(もみあげ付近)とかは華麗にスルー。
さりげなくスパイダーマン・ポーズなエミリー。
サム・・・・笑わせに来たか・・・
このエミリー役のナターシャ・カリスちゃんが、昔懐かしのホラー映画の名作、『エクソシスト』を思わせる様な風貌なんですよね。
リーガン役のリンダ・ブレアに、とても似ています
リーガンはグリーンピース・スープの吐瀉物が凄かったけど、エミリーは生肉かぶりつきが凄かった!
というか、ナターシャ・カリスちゃんの演技が素晴らしかったな
小学生でこの演技とか、順調にキャリアを重ねたら末恐ろしい女優に成長しそうです。
この作品の主人公クライドは大学バスケのやり手コーチで、近々ご栄転予定なのですが、仕事優先で何かと家族を蔑ろにしていたらしく、奥様に愛想を尽かされてしまいます。
まだお互いに愛情は有るのですが・・・これ以上裏切られるのが耐えられない奥様の葛藤も分かりますね。
故に離婚することになったのでしょうが、一連の悪魔騒動で娘を救うのに必死なクライドが、それはそれは感動的でした。
アメリカ人男性が本気出した時の父性の表現は熱いですね!
照れが全く無いもんね。愛娘大好き!俺の娘に手を出したら許さん!を体全体で表現
大雑把なだけでは有りません!(おい)
そしてあのラスト!
ホラー映画はこうでなくっちゃね!的な。
ユダヤのラビよ、取り敢えず携帯で通話しながら車の運転はNGだぞ
指輪を拾った時の描写が思わせぶりだったから、何か来るぞ!来る!
とは期待していたけどけどね
あのユダヤの儀式に使う聖布で、箱を風呂敷包みしろよ!とジャパニーズな私は突っ込んでみたり。
ごめんサム。ツッコミ我慢できんかった
オマケ話し
この作品は実際に有った話をモデルにしているらしいですね。
2004年にニューヨーク・タイムズで報道された実在する曰くつきの木箱。
ネットオークションに出品され、所有者に次々と災厄をもたらすその木箱がモデルになっているのだとか。
たぶんコレを元にして作られたのが、ホラーサイトの『コトリ箱』と『忌箱』という話だと思います。『忌箱』の方は『ヘルレイザー』に近いかもだけど。
コトリバコ↓
http://matome.naver.jp/odai/2133165505041533901
忌箱↓
http://kowabana.jp/stories/6804
怖いのが大丈夫な方は是非オススメの話ですので、どうぞ