映画 『LIFE!』 を観ました (*´▽`*)♪ カンドー! [映画]
この作品は映画館に観に行きたかったのですが、結局行けなかった作品です。
レンタルして観ました
映像がとても綺麗で・・・ああ!映画館で観たかった!
『LIFE!』
(原題:THE SECRET LIFE OF WALTER MITTY)
2013年アメリカ製作 ベン・スティラー監督作品 114分
出演: ベン・スティラー、クリステン・ウィグ
アダム・スコット、キャスリン・ハーン
ショーン・ペン 他
はい、さくっとあらすじ
1936年の創刊から2007年に休刊されるまで、世界で幅広く読まれたアメリカのグラフ誌「LIFE」の写真管理部で働く臆病で不器用な男が、人生変える波乱万丈の旅に出る姿を描く。
LIFE誌の写真管理者として毎日地下鉄に乗って通勤し、変化のない日々を過ごすウォルター・ミティ。
彼の唯一の楽しみは、むなしい現実から逃避する刺激に満ちた空想をすることだった。
そんなある日、LIFE誌の最終号の表紙を飾る大切な写真がないことに気付いたウォルターは、カメラマンを探すため一大決心をして一歩を踏み出す。
飛び出せ冒険!な予告編もどうぞ
それでは感想です。ネタバレ有りですよ!
ま~!!とにかく映像というか、風景が綺麗で圧倒されました!
音楽の感じとか、ウォルターがヘリから海へと飛び降りたあとの水中シーンとか、何となく『ライフ・オブ・パイ』っぽいな~・・・・と思っていたら、同じ制作会社だったんですね
ブルーレイを家のテレビで観ただけでもこの美しさなので、劇場で観たら相当な迫力だったろうなと。
現実の自分に満足していないウォルターは、社会生活をおくるのに少々支障をきたす・・・くらいの夢想家。
簡単に言うと、何時でも何処でも立ったまま、起きたまま夢が見られる。
ちょっと油断すると壮大な妄想の世界へ行ってしまいます
自分に自身が無くて、シャイなウォルターは同僚のシェリルにもなかなか思いを告げられず。
このシェリルがまた魅力的な人ですね~
ウォルターが勤めている『LIFE』誌が突然の買収!廃刊!!
そしてやってきた新しいボス、テッド。
ぶっちゃけ社員のリストラを進めるためにやってきた。
いけすかない嫌な感じのテッドに、ウォルターは何かと、いびられる・・・
そんなウォルターの妄想での戦いが熱かった! ↓
アスファルトを破壊しながら滑るように移動する二人。
ゴムの人形を巡って大人二人が派手に乱闘します。
ええ、もちろんウォルターの妄想です
この数分にどれだけの手間をかけたんだろう・・・と思ったら更に笑えてきた
基本、この作品はコメディ混じりで進みます。
そしてLIFE誌最終号の表紙を飾るはずの写真のネガが、何故か行方不明。
ウォルターはそのネガの手がかりを探すために、写真を撮った本人、冒険家で写真家のショーンに会いに行きます。
このシーンがすごく好きです。
ウォルターのデスクの横に貼ってあるショーンの写真が、少しずつ動き出してウォルターを手招きします。
何時も同じ時間に起きて同じ行動をとる毎日のウォルターが、大冒険の旅に出ます!
ショーンの足取りを追って飛行機でグリーンランドへ来たと思ったら、ヘリから海へとダイブしてサメと格闘したり・・・・
漁船の乗組員が去り際にウォルターを『ポニーボーイ』と呼ぶのですが、これってやっぱりベン・スティラーがアメリカ人男性にしては小柄な身長170cmだからかな(吹き替え岡村隆史さんだし)
そして更には船でアイスランドの火山へ・・・・
この自転車のシーンも良かったな~
私はこのスケートボードのシーンが一番好きですね~
凄い綺麗だった!
ウォルター唯一の特技、スケボー。
子供の頃は大会の優勝者で地方紙ながら新聞にまで載った腕前です。
このシーンの疾走感と開放感が堪らないです!
手に石をくくりつけていたので、何でだろう・・・と思っていたら、道のカーブでブレーキに使ってたので、納得!。
火山が噴火して火砕流が襲い来るシーンも迫力あって好きだな~・・・
だけど、一足遅くてショーンをつかまえることができず。
それでもやはり諦めずに、更なる手がかりを得てアフガニスタンへ・・・・・・
現地の人たちに、お母さん自慢のオレンジケーキを振舞うシーンも好き!
このオレンジケーキは結構活躍します
(字幕の訳がミカンケーキになってたけど何か意味があるんだろうか)
やっと見つけたぞショーン!!
アフガニスタンでユキヒョウを撮ってた
ユキヒョウは別名がゴースト・キャットと呼ばれるほど、なかなか人前に姿を現さないのだとか。
観ることが出来て感動の二人。
ユキヒョウをカメラの望遠レンズ越しに見つめるショーンの表情が、本当に良い顔してます。
ここのシーンでショーンが言ったセリフがまた良かった・・・
ユキヒョウをすぐに撮影しようとしないショーンにウォルターが聞きます。
「撮らないの?」
ショーンは答えます。
「撮るのは時々だよ。もしその瞬間が自分にとって好きな瞬間なら、カメラに邪魔されたくない。」
「その一瞬を大切に味わう。今を楽しむんだ」
本当に一番素晴らしいショットは、きっとショーンの頭の中に収まってるんでしょうね。
多くの人とは全く違う優先順位に感動します。
大抵の社会人は生活のために仕事を優先して、自分の人生を豊かにすることを後回しにしがちですよね。
そうでないと本当に生活かかってるから・・・
でも、ショーンのような生き方も有る。それはきっと何かを捨てて手に入れたものかもしれないけれど。
こういう生き方も有って良いんだし、選択したって良いんだと伝わってきます。
自分らしく今を生きている、ショーンの名言です。
結末は詳しく書かないようにしますが、このラストは前向きで大好きですね。
観たあとに人それぞれ色んな感じ方をして、結論が出るであろう作品です。
私が感じたのは・・・・
この作品は人生そのものを優しい視点で表現していると思いました。
なりたい自分は何時でも自分の中に有るし、大切なものは意外と身近にある。
古いものを手放して新しいものを手に入れたり、でも大切なものを、そうと知らずに捨ててしまったり。
今まで見えなかったものが遠回りしてやっと見えたり。
出会って別れて、また出会うことの繰り返しだったり。
ウォルターはショーンを探す長い旅を経験して成長するのですが、この旅を経験していなかった以前のウォルターだって素晴らしい。
苦労して探し出した写真のネガ。
LIFE誌最終号の表紙に、全ての答えが凝縮していました。
それはウォルターに限ったことではなく、この作品を観た皆に当てはまることだと思いました。
※ 余談 ※
字幕版を見終わった後に、岡村隆史さんの吹き替え版を観ました。
・・・・・・関西弁!ウォルターの関西弁!!超!関西弁!!
違和感パないです!
・・・・でも中盤くらいには岡村ウォルターにも慣れて、不思議と味が出てくるんですよね。
岡村さん良いな~
レンタルして観ました
映像がとても綺麗で・・・ああ!映画館で観たかった!
『LIFE!』
(原題:THE SECRET LIFE OF WALTER MITTY)
2013年アメリカ製作 ベン・スティラー監督作品 114分
出演: ベン・スティラー、クリステン・ウィグ
アダム・スコット、キャスリン・ハーン
ショーン・ペン 他
はい、さくっとあらすじ
1936年の創刊から2007年に休刊されるまで、世界で幅広く読まれたアメリカのグラフ誌「LIFE」の写真管理部で働く臆病で不器用な男が、人生変える波乱万丈の旅に出る姿を描く。
LIFE誌の写真管理者として毎日地下鉄に乗って通勤し、変化のない日々を過ごすウォルター・ミティ。
彼の唯一の楽しみは、むなしい現実から逃避する刺激に満ちた空想をすることだった。
そんなある日、LIFE誌の最終号の表紙を飾る大切な写真がないことに気付いたウォルターは、カメラマンを探すため一大決心をして一歩を踏み出す。
飛び出せ冒険!な予告編もどうぞ
それでは感想です。ネタバレ有りですよ!
ま~!!とにかく映像というか、風景が綺麗で圧倒されました!
音楽の感じとか、ウォルターがヘリから海へと飛び降りたあとの水中シーンとか、何となく『ライフ・オブ・パイ』っぽいな~・・・・と思っていたら、同じ制作会社だったんですね
ブルーレイを家のテレビで観ただけでもこの美しさなので、劇場で観たら相当な迫力だったろうなと。
現実の自分に満足していないウォルターは、社会生活をおくるのに少々支障をきたす・・・くらいの夢想家。
簡単に言うと、何時でも何処でも立ったまま、起きたまま夢が見られる。
ちょっと油断すると壮大な妄想の世界へ行ってしまいます
自分に自身が無くて、シャイなウォルターは同僚のシェリルにもなかなか思いを告げられず。
このシェリルがまた魅力的な人ですね~
ウォルターが勤めている『LIFE』誌が突然の買収!廃刊!!
そしてやってきた新しいボス、テッド。
ぶっちゃけ社員のリストラを進めるためにやってきた。
いけすかない嫌な感じのテッドに、ウォルターは何かと、いびられる・・・
そんなウォルターの妄想での戦いが熱かった! ↓
アスファルトを破壊しながら滑るように移動する二人。
ゴムの人形を巡って大人二人が派手に乱闘します。
ええ、もちろんウォルターの妄想です
この数分にどれだけの手間をかけたんだろう・・・と思ったら更に笑えてきた
基本、この作品はコメディ混じりで進みます。
そしてLIFE誌最終号の表紙を飾るはずの写真のネガが、何故か行方不明。
ウォルターはそのネガの手がかりを探すために、写真を撮った本人、冒険家で写真家のショーンに会いに行きます。
このシーンがすごく好きです。
ウォルターのデスクの横に貼ってあるショーンの写真が、少しずつ動き出してウォルターを手招きします。
何時も同じ時間に起きて同じ行動をとる毎日のウォルターが、大冒険の旅に出ます!
ショーンの足取りを追って飛行機でグリーンランドへ来たと思ったら、ヘリから海へとダイブしてサメと格闘したり・・・・
漁船の乗組員が去り際にウォルターを『ポニーボーイ』と呼ぶのですが、これってやっぱりベン・スティラーがアメリカ人男性にしては小柄な身長170cmだからかな(吹き替え岡村隆史さんだし)
そして更には船でアイスランドの火山へ・・・・
この自転車のシーンも良かったな~
私はこのスケートボードのシーンが一番好きですね~
凄い綺麗だった!
ウォルター唯一の特技、スケボー。
子供の頃は大会の優勝者で地方紙ながら新聞にまで載った腕前です。
このシーンの疾走感と開放感が堪らないです!
手に石をくくりつけていたので、何でだろう・・・と思っていたら、道のカーブでブレーキに使ってたので、納得!。
火山が噴火して火砕流が襲い来るシーンも迫力あって好きだな~・・・
だけど、一足遅くてショーンをつかまえることができず。
それでもやはり諦めずに、更なる手がかりを得てアフガニスタンへ・・・・・・
現地の人たちに、お母さん自慢のオレンジケーキを振舞うシーンも好き!
このオレンジケーキは結構活躍します
(字幕の訳がミカンケーキになってたけど何か意味があるんだろうか)
やっと見つけたぞショーン!!
アフガニスタンでユキヒョウを撮ってた
ユキヒョウは別名がゴースト・キャットと呼ばれるほど、なかなか人前に姿を現さないのだとか。
観ることが出来て感動の二人。
ユキヒョウをカメラの望遠レンズ越しに見つめるショーンの表情が、本当に良い顔してます。
ここのシーンでショーンが言ったセリフがまた良かった・・・
ユキヒョウをすぐに撮影しようとしないショーンにウォルターが聞きます。
「撮らないの?」
ショーンは答えます。
「撮るのは時々だよ。もしその瞬間が自分にとって好きな瞬間なら、カメラに邪魔されたくない。」
「その一瞬を大切に味わう。今を楽しむんだ」
本当に一番素晴らしいショットは、きっとショーンの頭の中に収まってるんでしょうね。
多くの人とは全く違う優先順位に感動します。
大抵の社会人は生活のために仕事を優先して、自分の人生を豊かにすることを後回しにしがちですよね。
そうでないと本当に生活かかってるから・・・
でも、ショーンのような生き方も有る。それはきっと何かを捨てて手に入れたものかもしれないけれど。
こういう生き方も有って良いんだし、選択したって良いんだと伝わってきます。
自分らしく今を生きている、ショーンの名言です。
結末は詳しく書かないようにしますが、このラストは前向きで大好きですね。
観たあとに人それぞれ色んな感じ方をして、結論が出るであろう作品です。
私が感じたのは・・・・
この作品は人生そのものを優しい視点で表現していると思いました。
なりたい自分は何時でも自分の中に有るし、大切なものは意外と身近にある。
古いものを手放して新しいものを手に入れたり、でも大切なものを、そうと知らずに捨ててしまったり。
今まで見えなかったものが遠回りしてやっと見えたり。
出会って別れて、また出会うことの繰り返しだったり。
ウォルターはショーンを探す長い旅を経験して成長するのですが、この旅を経験していなかった以前のウォルターだって素晴らしい。
苦労して探し出した写真のネガ。
LIFE誌最終号の表紙に、全ての答えが凝縮していました。
それはウォルターに限ったことではなく、この作品を観た皆に当てはまることだと思いました。
※ 余談 ※
字幕版を見終わった後に、岡村隆史さんの吹き替え版を観ました。
・・・・・・関西弁!ウォルターの関西弁!!超!関西弁!!
違和感パないです!
・・・・でも中盤くらいには岡村ウォルターにも慣れて、不思議と味が出てくるんですよね。
岡村さん良いな~