小野不由美先生の暑中見舞い、届いたよ!(*´▽`*)/~♫ [読書]
今日9月12日(木)、仕事を終えて帰宅したら届いてました
じゃ~ん!十二国記シリーズ等で知られ、絶大なる人気を誇る
作家、小野不由美さんの暑中見舞い!
勿論、絵は十二国記全シリーズのイラストを手掛ける、山田
章博さんの書き下ろし!
うわぁ~!!ちょっぴり大人モードな陽子ですよ!
山田章博さんのイラストは流石に美しいですね!
(画像をクリックすると拡大します)
そして出だしの『今頃かい』でちょっと吹きました
いえいえ・・・そんなもう・・・暑中見舞いではなく・・・残暑見舞いでは
・・・・とか、気付いていても知らんふりする、それがファン魂
そんなことより、届いて嬉しいな!
絵葉書のようなものが、そのまま送られてくるかと思いきや、封書
で届いたんですよ
御礼状も同封されていました
この暑中見舞いプレゼントは、一応1万名の抽選だったようなの
ですが、他のファンの方たちは無事に当選されましたでしょうか
今、小野不由美さんは十二国記の書き下ろし長編を執筆中との
ことで、本当に待ち遠しいです
戴国の話でしょうかね。泰麒が泰王驍宗を探す話になるのか、
それとも全く違う国を軸とした話になるのか。
戴国の話なら泰麒の成長が見られるような展開だと良いな。
というか・・・泰麒は出来損ないの麒麟なんかじゃないから!
見ているこっちが辛くなるくらいの自己評価の低さが、少しでも
改善されると良いのだけど・・・
とにもかくにも陽子と楽俊が登場してくれれば、言うこと無しです
がね!欲深いですね!ははっ!
本編の新作を楽しみに待ちたいです
十二国記2014年版カレンダーのチラシも同封されていました。
文庫カバーのイラストを使用するみたいなので、楽俊はダメかな
2015年版は是非!カレンダーに楽俊を!
『丕緒の鳥』ですが、やっぱり良いですよね。
『落照の獄』
これは心が底冷えするような怖さを感じました・・・。
そうなんですよね、十二国記の世界は私たちのいる世界と、大
して変わらないんですよね・・・。
人々の風習、習慣、言語も違うし、妖魔や麒麟がいるような幻想
的な世界なので、錯覚してしまいそうになるけど。
狩獺(しゅだつ)のような反社会的な人格を持った人間も当然居る
という・・・。
幼い子の未来を、その命ごと摘み取ることに何の躊躇いも感じな
い人間というものが、稀に存在する。
自分の命も他人の命も、小銭よりも価値が低いだなんて・・・
(これについては語ると長くなりそうなので割愛)
死刑制度の是非、死刑制度の矛盾、もう、これこそが正しい選択
だなんてものが、誰にも判らない怖さ
ひとそれぞれ解釈はあるでしょうが、本当に十二国記の世界って、
鏡の向こうの世界みたいに思える時が有ります。
微妙に違うけど、そっくりっていう。
私たちのいる世界と背中合わせのような感覚です。
『青条の蘭』
標仲が藁にもすがる思いで、青条の蘭を名も知らぬ民に託す辺り
とかもう・・・
人から人へリレーするように運ばれていく所とか・・・
名も知らぬ民にも、それぞれの人生の背景が有り、その思いごと
希望の象徴である蘭が運ばれて行くんですよね。
あのラストも良かった。芽が・・・
こういう名も無き民の思いを知ることで、また十二国記を読む際の
深みが増すと思いました。
王と麒麟が何故この世界に存在するのか。
それは、このような民一人一人の暮らしを守る為に存在するんで
すから。
『風信』
陽子の前の景王舒覚(じょかく)は、ここまでやりましたか!
景麒を独占する為に国の女性を追い出したのではなく・・・・
崩御直前くらいになると、自国の民の女性を軍隊使って虐殺する
とか。
これは失道するだろ、確実に
繊細で平凡な幸せを求めた舒覚は、官吏に馬鹿にされ、蔑ろに
され、気の毒な部分も勿論有りますが、最後の最後まで自分で
虐げた女性たちを省みることはなかった・・・。
『景麒を死なせるわけにはいかない』から、自ら退位しただけに
すぎないとか、もう・・・
王が道を誤った責任をとらないといけないのは分かるんだけど、
王を追い詰めて(いじめだよね、殆ど)道を誤らせた官吏たちは
のうのうと生きていられるなんて、そこにとても腹立たしさを感じ
ました。
その、しょーもない(失礼します)官吏たちが更に偽王まで立てて
国を乱すとか!はっ!
蓮花の家族と幼馴染の明珠。多くの女性たちは一体何の為に
殺されたのか。
蓮花がそのやりきれない苛立ちを、研究に没頭して一見現実を見て
いないように思える支僑(しきょう)にぶつけてしまう所は、読んで
いて辛かったです。
国に虐げられ翻弄される民の、血を吐くような本音です。
州師が攻めてくる辺りとか、蓮花の苛立ちは最高潮。
本当は王や官吏たち、軍の兵士たちに怒りをぶつけてやりた
かったでしょうね。
最後の燕が巣を作っているのを見て、この世界の気が整い始め
ていることがわかる描写が、とっても好きです。
支僑の日々の研究は、この為だったんだと・・・
政情に疎い民たちは、これから国が荒れるとか、豊かになるとか
知る術はないから、支僑たちの技が役に立つんですね。
気持ちの準備くらい、民にさせて欲しいものね、ほんと。
大いに意味のある研究だったんだと、蓮花も気付くことが出来て
良かった。
語ると尽きない十二国記です。
そして暑中見舞い届いて良かった~
最後に私が十二国記の中でも特に好きなシーンの一つで締めたい
と思います。
NHKアニメ十二国記『風の万里 黎明の空』のラストです。
陽子の初勅ですよ
陽子の凄いところは沢山有りますが、自分の弱さも愚かさも全て
理解した上で、もっとマシな人間になろうと、努力する所。
自分を正すことが出来る所だと思います。
自分という領土を治めることが出来る人。
(楽俊との出逢いが有ってこそですが)
官吏にどんなに侮られても、諦めないで打開策を見出すし、不屈の
闘志も持ってます。
男前すぎて惚れ惚れします
ここは本当に好きなシーンです
このシーンを踏まえた上で『丕緒の鳥』を読むと、また感動も
ひとしおです・・・
じゃ~ん!十二国記シリーズ等で知られ、絶大なる人気を誇る
作家、小野不由美さんの暑中見舞い!
勿論、絵は十二国記全シリーズのイラストを手掛ける、山田
章博さんの書き下ろし!
うわぁ~!!ちょっぴり大人モードな陽子ですよ!
山田章博さんのイラストは流石に美しいですね!
(画像をクリックすると拡大します)
そして出だしの『今頃かい』でちょっと吹きました
いえいえ・・・そんなもう・・・暑中見舞いではなく・・・残暑見舞いでは
・・・・とか、気付いていても知らんふりする、それがファン魂
そんなことより、届いて嬉しいな!
絵葉書のようなものが、そのまま送られてくるかと思いきや、封書
で届いたんですよ
御礼状も同封されていました
この暑中見舞いプレゼントは、一応1万名の抽選だったようなの
ですが、他のファンの方たちは無事に当選されましたでしょうか
今、小野不由美さんは十二国記の書き下ろし長編を執筆中との
ことで、本当に待ち遠しいです
戴国の話でしょうかね。泰麒が泰王驍宗を探す話になるのか、
それとも全く違う国を軸とした話になるのか。
戴国の話なら泰麒の成長が見られるような展開だと良いな。
というか・・・泰麒は出来損ないの麒麟なんかじゃないから!
見ているこっちが辛くなるくらいの自己評価の低さが、少しでも
改善されると良いのだけど・・・
とにもかくにも陽子と楽俊が登場してくれれば、言うこと無しです
がね!欲深いですね!ははっ!
本編の新作を楽しみに待ちたいです
十二国記2014年版カレンダーのチラシも同封されていました。
文庫カバーのイラストを使用するみたいなので、楽俊はダメかな
2015年版は是非!カレンダーに楽俊を!
『丕緒の鳥』ですが、やっぱり良いですよね。
『落照の獄』
これは心が底冷えするような怖さを感じました・・・。
そうなんですよね、十二国記の世界は私たちのいる世界と、大
して変わらないんですよね・・・。
人々の風習、習慣、言語も違うし、妖魔や麒麟がいるような幻想
的な世界なので、錯覚してしまいそうになるけど。
狩獺(しゅだつ)のような反社会的な人格を持った人間も当然居る
という・・・。
幼い子の未来を、その命ごと摘み取ることに何の躊躇いも感じな
い人間というものが、稀に存在する。
自分の命も他人の命も、小銭よりも価値が低いだなんて・・・
(これについては語ると長くなりそうなので割愛)
死刑制度の是非、死刑制度の矛盾、もう、これこそが正しい選択
だなんてものが、誰にも判らない怖さ
ひとそれぞれ解釈はあるでしょうが、本当に十二国記の世界って、
鏡の向こうの世界みたいに思える時が有ります。
微妙に違うけど、そっくりっていう。
私たちのいる世界と背中合わせのような感覚です。
『青条の蘭』
標仲が藁にもすがる思いで、青条の蘭を名も知らぬ民に託す辺り
とかもう・・・
人から人へリレーするように運ばれていく所とか・・・
名も知らぬ民にも、それぞれの人生の背景が有り、その思いごと
希望の象徴である蘭が運ばれて行くんですよね。
あのラストも良かった。芽が・・・
こういう名も無き民の思いを知ることで、また十二国記を読む際の
深みが増すと思いました。
王と麒麟が何故この世界に存在するのか。
それは、このような民一人一人の暮らしを守る為に存在するんで
すから。
『風信』
陽子の前の景王舒覚(じょかく)は、ここまでやりましたか!
景麒を独占する為に国の女性を追い出したのではなく・・・・
崩御直前くらいになると、自国の民の女性を軍隊使って虐殺する
とか。
これは失道するだろ、確実に
繊細で平凡な幸せを求めた舒覚は、官吏に馬鹿にされ、蔑ろに
され、気の毒な部分も勿論有りますが、最後の最後まで自分で
虐げた女性たちを省みることはなかった・・・。
『景麒を死なせるわけにはいかない』から、自ら退位しただけに
すぎないとか、もう・・・
王が道を誤った責任をとらないといけないのは分かるんだけど、
王を追い詰めて(いじめだよね、殆ど)道を誤らせた官吏たちは
のうのうと生きていられるなんて、そこにとても腹立たしさを感じ
ました。
その、しょーもない(失礼します)官吏たちが更に偽王まで立てて
国を乱すとか!はっ!
蓮花の家族と幼馴染の明珠。多くの女性たちは一体何の為に
殺されたのか。
蓮花がそのやりきれない苛立ちを、研究に没頭して一見現実を見て
いないように思える支僑(しきょう)にぶつけてしまう所は、読んで
いて辛かったです。
国に虐げられ翻弄される民の、血を吐くような本音です。
州師が攻めてくる辺りとか、蓮花の苛立ちは最高潮。
本当は王や官吏たち、軍の兵士たちに怒りをぶつけてやりた
かったでしょうね。
最後の燕が巣を作っているのを見て、この世界の気が整い始め
ていることがわかる描写が、とっても好きです。
支僑の日々の研究は、この為だったんだと・・・
政情に疎い民たちは、これから国が荒れるとか、豊かになるとか
知る術はないから、支僑たちの技が役に立つんですね。
気持ちの準備くらい、民にさせて欲しいものね、ほんと。
大いに意味のある研究だったんだと、蓮花も気付くことが出来て
良かった。
語ると尽きない十二国記です。
そして暑中見舞い届いて良かった~
最後に私が十二国記の中でも特に好きなシーンの一つで締めたい
と思います。
NHKアニメ十二国記『風の万里 黎明の空』のラストです。
陽子の初勅ですよ
陽子の凄いところは沢山有りますが、自分の弱さも愚かさも全て
理解した上で、もっとマシな人間になろうと、努力する所。
自分を正すことが出来る所だと思います。
自分という領土を治めることが出来る人。
(楽俊との出逢いが有ってこそですが)
官吏にどんなに侮られても、諦めないで打開策を見出すし、不屈の
闘志も持ってます。
男前すぎて惚れ惚れします
ここは本当に好きなシーンです
このシーンを踏まえた上で『丕緒の鳥』を読むと、また感動も
ひとしおです・・・
十二国記・最新刊!『丕緒の鳥』発売!(*´▽`*)♪ [読書]
今日7月1日(月)は、小野不由美さんの十二国記シリーズ最新刊『丕緒の鳥(ひしょのとり)』の発売日です!
ファンは待ちに待ってた最新刊です・・・
早速手に入れてきましたよ
『丕緒の鳥』
小野不由美 著 新潮文庫 税込620円
● ざっとあらすじ ●
「希望」を信じて、男は覚悟する。慶国に新王が登極した。
即位の礼で行われる「大射(たいしゃ)」とは、鳥に見立てた陶製の的を射る儀式。
陶工である丕緒(ひしょ)は、国の理想を表す任の重さに苦慮していた。
希望を託した「鳥」は、果たして大空に羽ばたくのだろうか──
表題作「丕緒の鳥」ほか、己の役割を全うすべく煩悶し、一途に走る名も無き男たちの清廉なる生き様を描く全4編収録。
今日手に入れたばかりで、未だパラパラっとめくる程度でしか目を通していませんが、今夜眠る前の読書タイムで読み始めようと思います
勿論、ファミレス読書でも大活躍でしょう
今回の『丕緒の鳥』は、王や麒麟といった本編の主人公たちとは違う、国を影で支える名も無き民に焦点を当てているようです。
国というのは君主や官僚だけのモノではないですからね。
国を支える庶民を蔑ろにしない、小野不由美さんらしい作品の書き方をしていますね
いいなあ・・・やっぱ小野さんは
前作の『華胥の幽夢』も、とっても良かったので、嬉しいなあ新作が読めるのって
読み終えたらまた感想をブログで書きたいと思います
そして講談社から新潮社へ移籍して、新たに完全版として発行された十二国記シリーズです。
『月の影 影の海』上・下巻
講談社版と内容が少し書き換えられているんだそうですね。
比べて読むのも楽しそう。講談社版は発行された分は全部持ってますけど
良い機会なので新潮社版も全巻揃えようと思います
カバーの質感は講談社ホワイトハート文庫の方が好きですけど、デザインは新潮文庫も負けていませんね
実はね、この『丕緒の鳥』と、『月の影 影の海』上巻のカバー折り返しに付いている数字マークを2枚合わせて応募すると、小野不由美さんから暑中見舞いが届くというプレゼント企画が有るの
ですよ。
1万名に当たるらしい。・・・・流石に1万名だからハズレはしないだろうと、期待してます
そして、今回買った三冊は新潮文庫の100冊の扱いみたいで、買うとこんなものを書店がくれました
『ワタシの一行付箋』です
自分の心に残った一行にマーク出来るんですよ
ページを折ったりペンで線を引いたりしたら、大切な本が傷むもんね。それはダメです!
この付箋は良いですね~
3冊買ったから3つくれたよ。
因みに角川文庫は一冊買う毎に、ハッケンくんの名作大漁ストラップが貰えるの
この前1個貰ったんだけど、それについては又違う機会に。
・・・・・・・・・・・・
今日は1日、映画館はファーストデイだったので映画を観てきました
M・ナイト・シャマラン監督作品の『アフター・アース』です
や~・・・ジェイデン・スミス君は大きくなったな~
これについても、じっくり違う機会に感想を書きたいと思います
ちょっと今日は買い物もしまくって疲れたな・・・
早めに就寝いたします。お休みなさ~い
★ 追記 ★
7月4日(木)
今日『丕緒の鳥』のみを読み終えて、あまりにも感動したので追記として感想を書く事にしました
いや~・・・もう、やはり良いですね小野不由美節は健在!
本の中で炸裂です!
丕緒の絶望、虚無感が痛いほど伝わって来ました。
2代にも及ぶ無能な女王。国は傾き、荒れ、天災や妖魔に苦しむ人々。
官僚は私利私欲を肥やすばかり。
・・・次の王を麒麟がやっと選んだと思ったら又、女王・・・・。
十二国記のファンならよく知っていますね。
『懐達』ですからね。慶国の常識、慶では女王はダメだと思われているので・・・。
景王;陽子が、どんな苦難を乗り越えて玉座についたかなんて、知る術もない下級役人や庶民には、絶望しか感じられないでしょう。
丕緒は更に、祖賢と簫蘭(しょうらん)という尊敬に値する仕事仲間を、王の暴力によって奪われていますし。
簫蘭が、どんな思いで下界の梨の木を見ていたのか、丕緒が気付いてからの、話の流れは本当に感動です。
実はファミレスでお茶しながら読んでたんですけど、涙が溢れそうになって困りました(笑)
必死に堪えてましたけど、鼻水が凄くてトイレに行って鼻をかみました
ファミレス読書には、こういった落とし穴が有るんですよ。
感動系だと知らずに読んで、不覚にも涙目&鼻水だらだらっていう落とし穴です
知っていたら家で読みますからね
大丈夫だからね、陽子は国が誰の為のもので、誰が主役なのかちゃんと分かってる。
玉座に座ることの重みも、怖さも理解している人だから。
自分が良い王になれるかどうかで、心底悩むような人だから。
・・・と丕緒に言ってあげたい気持ちになる作品です。
それを誰が言わずとも、丕緒にはちゃんと判ったようですが
陽子の「・・・・・胸が痛むほど美しかった」・・・・という言葉を聞いた時、どんなに丕緒が嬉しかったかと思うと・・・もう・・・
簫蘭が作りあげた谷底の梨畑のように、慶国も豊かで美しい国になると良いな・・・
難しいこと考えなくても、心でちゃんと感じ取れる、そんな作品です。
十二国記はやはり素晴らしい
因みに私は十二国記では、特に陽子と楽俊が大好きです
いや、もう皆んな皆んな好きなのですが
楽俊が允許を全て取り終えたら、絶対に慶へ!!
お願いだから慶の官吏に!!雁はもう500年以上安定した国だから、尚隆が何言っても(笑)慶へ!
な~んて、慶も『風の万里 黎明の空』以降は信頼出来る、あの人たちが、ちゃんと陽子の傍にいるからね。
楽俊のことだから、また例の巡り合わせで、困窮した国の官吏になっちゃったりとかも有り得るなあ・・・・
とか妄想しています
・・・ああ・・・楽俊のふかふかの毛皮に顔を埋めて、もふり倒したいですよ!
そして「もっと慎みを持て~」とユルい口調で言われたいです
だめ!こんな楽しい妄想は興奮しすぎて命が危険だ!
(アホですね)
楽俊名言集です! ↓ どうぞ
あの建物の屋根は、爆発すべきだとは思いませんか?(笑)
NHKアニメ十二国記のエンディングテーマもどうぞ
私はサントラと主題歌のCDを持っていますが、『月迷風影』と『孤月蒼夜』、『夜想月雫』は特に好きです。
とても良い曲ですよね
NHKって、アニメの続編を制作する気は有るんでしょうか。
10年経った今、『図南の翼』と『黄昏の岸 暁の天』もアニメで観たい気持ちが高まっています。
久々にNHKの本気を見せてくれ!国営テレビの心意気を見せてくれ!と
守り人シリーズも『闇の守り人』からアニメ化してくれないかと・・・
切に願う私なのでした
● 更に追記(8月26日) ●
応募すると1万名に当たるという、十二国記の暑中見舞いですが、ネットで検索しても、当たったという方が一人も居ないようです。
私は1万名の中から漏れちゃったか~・・・・と普通に思って
いたのですが・・・・・
もしかしてまだ発送されていないのですかね?
締切が8月31日なんですよね。それから抽選するのなら・・・・
なんてこった!送られて来たとしても残暑見舞いだ!
果たして私は暑中見舞いが当たったのか・・・・
女神は微笑み当選という栄冠を、この私めに与えたもうたか・・・
アホな前置きで申し訳ございません
ぴょんと飛んでみて下さいな ↓
http://barusa.blog.so-net.ne.jp/2013-09-12
ファンは待ちに待ってた最新刊です・・・
早速手に入れてきましたよ
『丕緒の鳥』
小野不由美 著 新潮文庫 税込620円
● ざっとあらすじ ●
「希望」を信じて、男は覚悟する。慶国に新王が登極した。
即位の礼で行われる「大射(たいしゃ)」とは、鳥に見立てた陶製の的を射る儀式。
陶工である丕緒(ひしょ)は、国の理想を表す任の重さに苦慮していた。
希望を託した「鳥」は、果たして大空に羽ばたくのだろうか──
表題作「丕緒の鳥」ほか、己の役割を全うすべく煩悶し、一途に走る名も無き男たちの清廉なる生き様を描く全4編収録。
今日手に入れたばかりで、未だパラパラっとめくる程度でしか目を通していませんが、今夜眠る前の読書タイムで読み始めようと思います
勿論、ファミレス読書でも大活躍でしょう
今回の『丕緒の鳥』は、王や麒麟といった本編の主人公たちとは違う、国を影で支える名も無き民に焦点を当てているようです。
国というのは君主や官僚だけのモノではないですからね。
国を支える庶民を蔑ろにしない、小野不由美さんらしい作品の書き方をしていますね
いいなあ・・・やっぱ小野さんは
前作の『華胥の幽夢』も、とっても良かったので、嬉しいなあ新作が読めるのって
読み終えたらまた感想をブログで書きたいと思います
そして講談社から新潮社へ移籍して、新たに完全版として発行された十二国記シリーズです。
『月の影 影の海』上・下巻
講談社版と内容が少し書き換えられているんだそうですね。
比べて読むのも楽しそう。講談社版は発行された分は全部持ってますけど
良い機会なので新潮社版も全巻揃えようと思います
カバーの質感は講談社ホワイトハート文庫の方が好きですけど、デザインは新潮文庫も負けていませんね
実はね、この『丕緒の鳥』と、『月の影 影の海』上巻のカバー折り返しに付いている数字マークを2枚合わせて応募すると、小野不由美さんから暑中見舞いが届くというプレゼント企画が有るの
ですよ。
1万名に当たるらしい。・・・・流石に1万名だからハズレはしないだろうと、期待してます
そして、今回買った三冊は新潮文庫の100冊の扱いみたいで、買うとこんなものを書店がくれました
『ワタシの一行付箋』です
自分の心に残った一行にマーク出来るんですよ
ページを折ったりペンで線を引いたりしたら、大切な本が傷むもんね。それはダメです!
この付箋は良いですね~
3冊買ったから3つくれたよ。
因みに角川文庫は一冊買う毎に、ハッケンくんの名作大漁ストラップが貰えるの
この前1個貰ったんだけど、それについては又違う機会に。
・・・・・・・・・・・・
今日は1日、映画館はファーストデイだったので映画を観てきました
M・ナイト・シャマラン監督作品の『アフター・アース』です
や~・・・ジェイデン・スミス君は大きくなったな~
これについても、じっくり違う機会に感想を書きたいと思います
ちょっと今日は買い物もしまくって疲れたな・・・
早めに就寝いたします。お休みなさ~い
★ 追記 ★
7月4日(木)
今日『丕緒の鳥』のみを読み終えて、あまりにも感動したので追記として感想を書く事にしました
いや~・・・もう、やはり良いですね小野不由美節は健在!
本の中で炸裂です!
丕緒の絶望、虚無感が痛いほど伝わって来ました。
2代にも及ぶ無能な女王。国は傾き、荒れ、天災や妖魔に苦しむ人々。
官僚は私利私欲を肥やすばかり。
・・・次の王を麒麟がやっと選んだと思ったら又、女王・・・・。
十二国記のファンならよく知っていますね。
『懐達』ですからね。慶国の常識、慶では女王はダメだと思われているので・・・。
景王;陽子が、どんな苦難を乗り越えて玉座についたかなんて、知る術もない下級役人や庶民には、絶望しか感じられないでしょう。
丕緒は更に、祖賢と簫蘭(しょうらん)という尊敬に値する仕事仲間を、王の暴力によって奪われていますし。
簫蘭が、どんな思いで下界の梨の木を見ていたのか、丕緒が気付いてからの、話の流れは本当に感動です。
実はファミレスでお茶しながら読んでたんですけど、涙が溢れそうになって困りました(笑)
必死に堪えてましたけど、鼻水が凄くてトイレに行って鼻をかみました
ファミレス読書には、こういった落とし穴が有るんですよ。
感動系だと知らずに読んで、不覚にも涙目&鼻水だらだらっていう落とし穴です
知っていたら家で読みますからね
大丈夫だからね、陽子は国が誰の為のもので、誰が主役なのかちゃんと分かってる。
玉座に座ることの重みも、怖さも理解している人だから。
自分が良い王になれるかどうかで、心底悩むような人だから。
・・・と丕緒に言ってあげたい気持ちになる作品です。
それを誰が言わずとも、丕緒にはちゃんと判ったようですが
陽子の「・・・・・胸が痛むほど美しかった」・・・・という言葉を聞いた時、どんなに丕緒が嬉しかったかと思うと・・・もう・・・
簫蘭が作りあげた谷底の梨畑のように、慶国も豊かで美しい国になると良いな・・・
難しいこと考えなくても、心でちゃんと感じ取れる、そんな作品です。
十二国記はやはり素晴らしい
因みに私は十二国記では、特に陽子と楽俊が大好きです
いや、もう皆んな皆んな好きなのですが
楽俊が允許を全て取り終えたら、絶対に慶へ!!
お願いだから慶の官吏に!!雁はもう500年以上安定した国だから、尚隆が何言っても(笑)慶へ!
な~んて、慶も『風の万里 黎明の空』以降は信頼出来る、あの人たちが、ちゃんと陽子の傍にいるからね。
楽俊のことだから、また例の巡り合わせで、困窮した国の官吏になっちゃったりとかも有り得るなあ・・・・
とか妄想しています
・・・ああ・・・楽俊のふかふかの毛皮に顔を埋めて、もふり倒したいですよ!
そして「もっと慎みを持て~」とユルい口調で言われたいです
だめ!こんな楽しい妄想は興奮しすぎて命が危険だ!
(アホですね)
楽俊名言集です! ↓ どうぞ
あの建物の屋根は、爆発すべきだとは思いませんか?(笑)
NHKアニメ十二国記のエンディングテーマもどうぞ
私はサントラと主題歌のCDを持っていますが、『月迷風影』と『孤月蒼夜』、『夜想月雫』は特に好きです。
とても良い曲ですよね
NHKって、アニメの続編を制作する気は有るんでしょうか。
10年経った今、『図南の翼』と『黄昏の岸 暁の天』もアニメで観たい気持ちが高まっています。
久々にNHKの本気を見せてくれ!国営テレビの心意気を見せてくれ!と
守り人シリーズも『闇の守り人』からアニメ化してくれないかと・・・
切に願う私なのでした
● 更に追記(8月26日) ●
応募すると1万名に当たるという、十二国記の暑中見舞いですが、ネットで検索しても、当たったという方が一人も居ないようです。
私は1万名の中から漏れちゃったか~・・・・と普通に思って
いたのですが・・・・・
もしかしてまだ発送されていないのですかね?
締切が8月31日なんですよね。それから抽選するのなら・・・・
なんてこった!送られて来たとしても残暑見舞いだ!
果たして私は暑中見舞いが当たったのか・・・・
女神は微笑み当選という栄冠を、この私めに与えたもうたか・・・
アホな前置きで申し訳ございません
ぴょんと飛んでみて下さいな ↓
http://barusa.blog.so-net.ne.jp/2013-09-12
ホラー映画大好き!『荒木飛呂彦の奇妙な映画論』(*´∀`*)♪ [読書]
読んだ本は、これからどんどん記事にして行こうと思います
観た映画についても最近書けなかったので、それも近々
今回紹介する本はこれ最近読んだ・・・と言っても、半年以上前に読んだものですがなかなか書けなくて・・・・
『荒木飛呂彦の奇妙なホラー映画論』
荒木飛呂彦 著 ・ 集英社刊 ・ 税込798円
【作品内容】
荒木飛呂彦がこよなく愛するホラー作品の数々は、『ジョジョの
奇妙な冒険』をはじめ、自身が描いた漫画作品へも大きな影響
を与えている。
本書では、自身の創作との関係も交えながら、時には作家、そし
て時には絵描きの視点から作品を分析し、独自のホラー映画論
を展開する。
巻頭には「荒木飛呂彦が選ぶホラー映画Best20」も収録。
ホラー映画には一家言ある著者の、一九七〇年代以降のモダン
ホラー映画を題材とした偏愛的映画論。
これは荒木先生が好きなホラー映画ファンは、とても楽しめる内容
だと思います
荒木先生はとっても個性的な作品を描く方なので、ホラー映画の
チョイスも、さぞかしマニアックなのでは・・・と思っていたのですが、
私としては、バランスの良い本に仕上がっているような感じで、と
ても嬉しかったです
モダン・ホラーの帝王・スティーブン・キングは勿論のこと、誰もが
認める名作中の名作、『エイリアン』も取りあげています。
やっぱ好きだわ~・・・荒木先生・・・
波紋の使い手ですか?ってくらい若々しくていらっしゃるし。
今年の6月で53歳ですか!どうみたって外見は30代前半です!
飛呂彦・万歳(話しソレてるぞ~)
この『荒木飛呂彦の奇妙な映画論』で取り上げられている作品
は、私が大好きなホラー作品も多数取りあげられていますが、
『プレシャス』とかはノーマークでした。
これは是非観たいですね近々レンタルしようと計画中。
『エレファントマン』に潜む怖さのことにも触れていて、とても共感
しました。これ怖いですもん。
主人公のエレファントマンが怖いのでは無いんです。
尊厳を徐々に取り戻し、見世物にされたくないと思っている人間を、
嫌が応にも見世物扱いする人間が怖かったです。
心は健常者と何の違いもないのに、外見が酷い奇形だというだけ
で、その人間性すら否定する。
そういった人間の残酷な悪意に満ちた無神経さが、ひたすら悲しく
て怖かったです。
彼のような身の上なら、しょうがないと言うのでしょうか・・・
自分が納得して職業として『見せ物になること』を選んでいる方々
とは違うんです。
心が悲鳴を上げるくらい嫌なのに、強要されることの恐怖。
抜け出せない恐怖。
下手したら死ぬまで付いてまわる苦痛です。
10代の頃に見た作品ですが、本当に怖くて悲しい作品でした。
【荒木飛呂彦が選ぶホラー映画 Best 20】も良かった
15位に『愛がこわれるとき』が入っていて感動!
これも凄く怖かったですからね。
ジュリア・ロバーツがDV夫から逃げるために、綿密な計画を練る
妻役を好演していました。
DV夫の呪縛から解き放たれたと思いきや、缶詰や、タオルが
整然としているあのシーン!
例の曲まで流れ出して!
嫌ああああ!!でした
とても上手く出来ている作品です。
じりじりと異常者が迫り来る恐怖は絶品!
人間がやっぱり怖いのです。
幽霊やゾンビが怖いのは、人間自身が怖いからなのだと、私は
常に思います。
この他にも私の大好きなホラー作品が、多数取りあげられていま
すが、語ると尽きないので割愛
とても良い評論本だと思います
荒木先生の映画論の本は、最近他にも発行されたようなので、
そちらも読んでみようと思います
※ 最後に、大したことでは無いのですが、お知らせが有ります。
今回の記事からniceとコメント欄を閉じさせて頂きます。
これは少々思うところが有りまして・・・。
多くは語らずにおきますが、自分的に本末転倒だと思う部分が
有りまして・・・・
大変勝手ながら、ご了承くださいませ。
他のブロガーの皆様の記事への訪問も、当分控えさせていただき
たいと思います。
今まで本当に有難うございました
観た映画についても最近書けなかったので、それも近々
今回紹介する本はこれ最近読んだ・・・と言っても、半年以上前に読んだものですがなかなか書けなくて・・・・
『荒木飛呂彦の奇妙なホラー映画論』
荒木飛呂彦 著 ・ 集英社刊 ・ 税込798円
【作品内容】
荒木飛呂彦がこよなく愛するホラー作品の数々は、『ジョジョの
奇妙な冒険』をはじめ、自身が描いた漫画作品へも大きな影響
を与えている。
本書では、自身の創作との関係も交えながら、時には作家、そし
て時には絵描きの視点から作品を分析し、独自のホラー映画論
を展開する。
巻頭には「荒木飛呂彦が選ぶホラー映画Best20」も収録。
ホラー映画には一家言ある著者の、一九七〇年代以降のモダン
ホラー映画を題材とした偏愛的映画論。
これは荒木先生が好きなホラー映画ファンは、とても楽しめる内容
だと思います
荒木先生はとっても個性的な作品を描く方なので、ホラー映画の
チョイスも、さぞかしマニアックなのでは・・・と思っていたのですが、
私としては、バランスの良い本に仕上がっているような感じで、と
ても嬉しかったです
モダン・ホラーの帝王・スティーブン・キングは勿論のこと、誰もが
認める名作中の名作、『エイリアン』も取りあげています。
やっぱ好きだわ~・・・荒木先生・・・
波紋の使い手ですか?ってくらい若々しくていらっしゃるし。
今年の6月で53歳ですか!どうみたって外見は30代前半です!
飛呂彦・万歳(話しソレてるぞ~)
この『荒木飛呂彦の奇妙な映画論』で取り上げられている作品
は、私が大好きなホラー作品も多数取りあげられていますが、
『プレシャス』とかはノーマークでした。
これは是非観たいですね近々レンタルしようと計画中。
『エレファントマン』に潜む怖さのことにも触れていて、とても共感
しました。これ怖いですもん。
主人公のエレファントマンが怖いのでは無いんです。
尊厳を徐々に取り戻し、見世物にされたくないと思っている人間を、
嫌が応にも見世物扱いする人間が怖かったです。
心は健常者と何の違いもないのに、外見が酷い奇形だというだけ
で、その人間性すら否定する。
そういった人間の残酷な悪意に満ちた無神経さが、ひたすら悲しく
て怖かったです。
彼のような身の上なら、しょうがないと言うのでしょうか・・・
自分が納得して職業として『見せ物になること』を選んでいる方々
とは違うんです。
心が悲鳴を上げるくらい嫌なのに、強要されることの恐怖。
抜け出せない恐怖。
下手したら死ぬまで付いてまわる苦痛です。
10代の頃に見た作品ですが、本当に怖くて悲しい作品でした。
【荒木飛呂彦が選ぶホラー映画 Best 20】も良かった
15位に『愛がこわれるとき』が入っていて感動!
これも凄く怖かったですからね。
ジュリア・ロバーツがDV夫から逃げるために、綿密な計画を練る
妻役を好演していました。
DV夫の呪縛から解き放たれたと思いきや、缶詰や、タオルが
整然としているあのシーン!
例の曲まで流れ出して!
嫌ああああ!!でした
とても上手く出来ている作品です。
じりじりと異常者が迫り来る恐怖は絶品!
人間がやっぱり怖いのです。
幽霊やゾンビが怖いのは、人間自身が怖いからなのだと、私は
常に思います。
この他にも私の大好きなホラー作品が、多数取りあげられていま
すが、語ると尽きないので割愛
とても良い評論本だと思います
荒木先生の映画論の本は、最近他にも発行されたようなので、
そちらも読んでみようと思います
※ 最後に、大したことでは無いのですが、お知らせが有ります。
今回の記事からniceとコメント欄を閉じさせて頂きます。
これは少々思うところが有りまして・・・。
多くは語らずにおきますが、自分的に本末転倒だと思う部分が
有りまして・・・・
大変勝手ながら、ご了承くださいませ。
他のブロガーの皆様の記事への訪問も、当分控えさせていただき
たいと思います。
今まで本当に有難うございました